[メイン] GM : 嘘は意図が無ければ生まれない。
嘘は誰かが求めなければ生まれない。
嘘とは、生きる為の方便であり、
生かす為の免罪符である。
虚飾に覆われた日常でも、
そこに生きる者の為の嘘に違いはない。
 
嘘は……日常を生かしている。
それでも、まだ……真実を求めるのか?

ダブルクロス 3rd Edition 「Cheesy Truth」

ダブルクロス——それは裏切りを意味する言葉

[メイン] GM : 「共通HO」
UGNからとある学生の身辺調査を依頼された一行。
その学生はオーヴァードではあるが、侵蝕率はわずか一桁でワーディングの影響すら受ける「人間以上オーヴァード未満」の存在だった。
普通ならトループの一人程度に数えられる無力な存在である。
彼はレネゲイドの真実は知らされていないが、UGNは密かに彼を監視していた。
……だが、何故か彼が最近UGNの監視に気付いたような素振りがあるとの報告があった。
自力で気付いた可能性もないわけではないが、誰かしらが彼を唆している可能性が濃厚だ。
彼にUGNやレネゲイドについては悟られないようにしつつ、護衛をしつつ身辺を調査してほしい。

[メイン] GM :  

[メイン] 有澤 浩二 : 監視対象はこの生徒だ

[メイン] 有澤 浩二 :  

[メイン] GM : 『OP 「監視」 全員登場

[メイン] デモーニッシュ : 36+1d10 登場 (36+1D10) > 36+9[9] > 45

[メイン] system : [ デモーニッシュ ] 侵蝕率 : 36 → 45

[メイン] 忍野メメ : 35+1d10 登場/リザレクト (35+1D10) > 35+5[5] > 40

[メイン] メアリ : 32+1d10 登場/リザレクト (32+1D10) > 32+6[6] > 38

[メイン] system : [ メアリ ] 侵蝕率 : 32 → 38

[メイン] 紅美鈴 : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+4[4] > 41

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 35 → 40

[メイン] system : [ 紅美鈴 ] 浸蝕率 : 37 → 41

[メイン] ミスター・VTR : 45+1d10 登場/リザレクト (45+1D10) > 45+10[10] > 55

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 45 → 55

[メイン] GM : UGN関東支部。

関東支部はUGN日本の中でも大きな地方支部であり、命令系統としては日本支部統括よりは下、各市町村支部よりは上に位置している大支部である。

そこの応接間でコーヒーなどを出されて君達はUGN連絡員……レインコールに説明をうけていた。今日はUGN監視対象者の一人である男子高校生、有澤浩二について話があるそうだ。

[メイン] レインコール : 「えーと、確か知人も何人かここにはいるんだっけ?」

[メイン] レインコール : 確認するように、レインコールは砂糖とミルクが表面張力ギリギリまで叩き込まれたコーヒーを飲みながら、そう視線を這わせた。

[メイン] ミスター・VTR : 「へ〜!」

[メイン] デモーニッシュ : 「…まぁ、学校で見かける事が何度かあった位ですよ」
その様子を見ながら

[メイン] ミスター・VTR : 「いいや…オレさまは知らねェな…」

[メイン] メアリ : 見知らぬ場ではない、けれど慣れた場ではない。
ひとくち、ふたくち、珈琲を口に含ませながら。

[メイン] メアリ : 「……ですね、あたしも知りません」

[メイン] 紅美鈴 : 「私も依頼を受けて来ましたね~」

[メイン] 忍野メメ : ポトン、ポトン、ポトン。何個も角砂糖をコーヒーに入れている

[メイン] ミスター・VTR : ミルクと砂糖ダバダバかけてコーヒーグビッ!

[メイン] レインコール : 有澤浩二の概略について説明すると、彼は無自覚なオーヴァードだ。
だが、侵蝕率はわずか2%。ワーディングで無力化できる。
つまり、学術区分で言うところの『エキストラ』という存在である。
UGNの方針ではこういった対象は監視にとどめ、一般人と同じ扱いをすることになっている。

[メイン] ミスター・VTR : 「クソ甘いコーヒーは死ぬほどウメェな!」

[メイン] 忍野メメ : 「有澤くんぶっちゃけ雑魚だからなぁ」

[メイン] 紅美鈴 : 「エキストラとは…なかなかけったいな言い方で…」

[メイン] メアリ : 「……"端役"ですか」

[メイン] デモーニッシュ : 「...」
騒がしい男?を横目に見つつ説明を聞く

[メイン] 忍野メメ : 「イリーガルとか言い出してる時点で今更だけどね」

[メイン] 紅美鈴 : 「私が鍛えて差し上げましょう!」

[メイン] レインコール : 「知人は二人、ね、まぁ割といるんだよね。オーヴァードっていっても所詮は病人だから、症状の程度はまちまちだ」

[メイン] デモーニッシュ : 「まぁ、わかりやすくはありますよ…趣味はともかく」

[メイン] レインコール : 無論、有澤はレネゲイドの事も世界の真実も何も知らない。

[メイン] レインコール : 「ともかくだ、有澤君はFHなどの他組織に存在を知られていない。まぁ、エキストラ同然の力しかもってないからね。とはいえ、オーヴァードである以上、野放しには当然できない。故に、監視と保護を同時に行ってきた。君達も知っての通り、こういう存在はそう珍しいわけじゃないんだが……」

[メイン] メアリ : みくち、苦く喉に通しながら。
青色の彼、彼? が飲むそれを訝しみながら。

[メイン] デモーニッシュ : 「…でしょうね、運良く軽症…と言えるのでしょうか」
ゆっくりと真黒の珈琲を飲み

[メイン] レインコール : 「少し問題が起きた」

[メイン] メアリ : 「問題、ですか」

[メイン] 忍野メメ : 「……うん、そうなんだね」

[メイン] デモーニッシュ : 「…」
器から口を離して

[メイン] レインコール : そういって、追加の資料をテーブルに広げる。
部外秘の判が押された重要書類だ。

[メイン] ミスター・VTR : 「こわい」

[メイン] 紅美鈴 : 「人手が足りてない以上、何か起こらないとそちらさんが動くのはあり得ませんからね~」

[メイン] レインコール : 「彼の侵蝕率がここ数日で8%になった。いままで2%で安定していた対象が突然侵蝕率が上昇しちゃったんだよねぇ」

[メイン] デモーニッシュ : 「…ふむ」
珈琲を置いて資料に目を通す

[メイン] レインコール : 「実に4倍だ」

[メイン] 忍野メメ : 「……嫌なことでもあったのかもね」

[メイン] ミスター・VTR : 「コワ〜……」

[メイン] デモーニッシュ : 「随分、異様と言いうのでしょうか」

[メイン] メアリ : 「……ストレス、とか?」

[メイン] レインコール : 「まぁ、そこを調べて欲しい」

[メイン] レインコール : 「今のところ原因は全くの不明。監視体制は何の問題もないことがわかっている。査察部も太鼓判をおしている。しかし……」

[メイン] レインコール : 「……彼は監視されているという事実に何故か気付き始めている節があるようだ。ノイマンに発症しているせいかもしれないが……何にせよいいことじゃない」

[メイン] 紅美鈴 : 「それくらい私がふんっと力をこめれば上がりますよ~…まあ私だからですけど」

[メイン] デモーニッシュ : 「……ノイマン、か」

[メイン] レインコール : 「日頃から、誰かに見られているといった旨を近しい友人や家族に零しているそうだ。まだ確信には至っていないようだし、誰も真面目にとりあっちゃいないみたいだけど……いい傾向じゃないね」

[メイン] デモーニッシュ : 「…把握しました、確かに問題ですね」

[メイン] 忍野メメ : 「……僕に相談してくれりゃいいのに」

[メイン] レインコール : 「捜査については、ある程度は好きにしてくれていい。彼の学校に忍び込みたいならそれ相応の書類と立場は準備しよう。ともかく、彼の侵蝕率上昇の原因をつきとめ、できることなら彼の『勘違い』を正してほしい。監視など彼はうけていなかった。そんなのはタダの気のせいだとね」

[メイン] 紅美鈴 : 「残念ながら心当たり、おおありですからね」

[メイン] ミスター・VTR : コーヒーグビッ!グビッ!グビッ!

[メイン] メアリ : ノイマン。偉大なる碩学のひとりの名を冠するそれ。
大脳の発達ないし、思考神経回路の発展を表す"症状"。

[メイン] レインコール : 「無論、護衛もしてくれ。万一、FHなどの敵対組織が関わっているなら最悪ジャーム化する可能性もある」

[メイン] メアリ : 「……成程」

[メイン] デモーニッシュ : 「……調査か」

[メイン] 忍野メメ : 「僕は普段通りにしておこうかな」

[メイン] レインコール : 「当然、我々の正体を知られてはならないし、事を荒立ててもいけない。穏便に済ませてくれ。他組織の余計な介入もできる限り避けたい」

[メイン] ミスター・VTR : 「別にいいけどアクシズが出る程の任務か?」

[メイン] デモーニッシュ : 「…アクシズ?」
その名称を聞いて

[メイン] レインコール : 「君、アクシズだったりアクシズじゃなかったりするじゃん」

[メイン] レインコール : へらへら笑う。

[メイン] ミスター・VTR : 「それはそう」

[メイン] 紅美鈴 : 「護衛は得意ですよ~お嬢様の護衛で慣れてますから!」

[メイン] レインコール : 「『今回はそういう事』程度に思っておくよ」

[メイン] ミスター・VTR : 「まあいいかァ!よろしくなァ!」

[メイン] 紅美鈴 : 「隠れて調査するのは…ううっ、頑張ってみます」

[メイン] デモーニッシュ : 「…」
呆気にとられたような顔

[メイン] メアリ : 「……アクシズ?」
何処かで、頭には聞いた気がするけれど。

[メイン] レインコール : 「ま、聞き流しておいてくれ。アクシズは『そう騙る者』も多い」

[メイン] メアリ : この、珈琲に砂糖ミルクだばだば入れてた彼が?

[メイン] メアリ : 「…………わかりました」

[メイン] デモーニッシュ : 「兎にも角にも…任務は了解です」

[メイン] ミスター・VTR : 「戦うよりは穏便に済ませる方が得意だからな
まあやるだけやるか」

[メイン] 紅美鈴 : 「まあまあ、名前や地位を気にして集めたわけではないのでしょう?」

[メイン] レインコール : 「細心の注意を払ってくれ、折角彼の症状は水際で抑えられてる状態なんだ。これ以上溢れれば、『取り返しがつかなくなる』……君達のようにね」

[メイン] 忍野メメ : 「でなきゃ僕がいるわけないしね」

[メイン] ミスター・VTR : 「わかった」

[メイン] レインコール : 彼の症状を将来の戦力増強を期待して野放しにすることはUGNの基本理念から外れる……病人を減らすことが目的の団体が病人を増やしては全く本末転倒だ。
何より、一度上がった侵蝕率はそう簡単に下がったりはしない。
上げずにいられるならそれに越したことはないのだ。

[メイン] メアリ : 「……わかりました」

[メイン] 紅美鈴 : 「ここに集って同じ仕事をしている限り、例え一介の門番であろうとも対等にいきましょう!」

[メイン] デモーニッシュ : 「……ですね」
小さなノートを軽く握り直して

[メイン] ミスター・VTR : 「侵蝕率を下げるエフェクトないからなァ…
まああっても下手に接触するのは不味いか」

[メイン] 忍野メメ : 「(………彼は僕達をどう思うだろうね)」

[メイン] 紅美鈴 : 「そんなのあったら大変です!ノーベル医学賞です!」

[メイン] レインコール : 「接触は知人もいる事だし、任せるよ。完全放置もできないしね」

[メイン] レインコール : 「既にFHなどから接触を受けているなら、何とか誤魔化さなきゃだ」

[メイン] ミスター・VTR : 「ギン・ワカッタ」

[メイン] デモーニッシュ : 「わかりました、どちらにせよ動くしかないでしょう」

[メイン] 忍野メメ : 「(友人だって名乗っておいて結局自分を不安にさせてる怪しい組織の手下です……なーんて思われたくはないなぁ)」

[メイン] メアリ : 「……わかりました。尽力します」

[メイン] 紅美鈴 : 「『こっちの世界』のことを隠し通せばいいんですね~」

[メイン] メアリ : 「……『取り返しのつかなくなる』前に、ですね」

[メイン] 紅美鈴 : 「はい!よくわかりました!」

[メイン] 忍野メメ : 「……そうだね。僕も友達がジャームとかになるのは見たくないし、チームの皆んなと頑張るよ」

[メイン] レインコール : 「ありがとう、助かるよ。さて、概要はこんなところだ。質問はあるかな?」

[メイン] 忍野メメ : 「僕達が有澤くんと一緒の間は監視は外してくれるのかな?」

[メイン] レインコール : 「ああ、君達以外の監視は全部外す。危険だしね」

[メイン] デモーニッシュ : 「…把握しました」

[メイン] 忍野メメ : 「うん、ありがとね。レインコール君」

[メイン] レインコール : 「はは、いいんだよ。もしFHが既に接触しているなら、普通の監視員じゃあ被害が最悪増える。君達も知っての通り、普通の監視員は君達ほど腕っこきじゃないからね」

[メイン] ミスター・VTR : 「しかしねぇ…オレさまのIQでは質問が思いつかないのだから…」

[メイン] ミスター・VTR : 「まあまた質問したくなったら連絡してもいい?」

[メイン] 紅美鈴 : 「ではVTRさん、コーヒーの銘柄分かります?」

[メイン] レインコール : 「それは勿論だ、気軽に連絡してくれ」

[メイン] レインコール : へらへらと笑う。

[メイン] デモーニッシュ : 「…成程、把握しました」

[メイン] メアリ : 「……あたしも、監視、そして原因を見付けろだなんて」

[メイン] ミスター・VTR : 銘柄調べるために情報判定したいけどいい?

[メイン] 忍野メメ : 「僕はケータイって奴が苦手でね……VTR君に任せるよ」

[メイン] レインコール : いいよ、レインコールだったら別に普通のネスカフェとかだ。

[メイン] ミスター・VTR : わかった

[メイン] ミスター・VTR : 「普通のネスカフェらしいよ」

[メイン] デモーニッシュ : 「そうですか……」

[メイン] 忍野メメ : 「へ〜」

[メイン] レインコール : 「じゃあ、後は任せたよ。さっきもいったけど、何かあったら気軽に連絡してくれ。またね」

[メイン] 紅美鈴 : 「ありがとうございます!ネスカフェ?とはたいそう素晴らしい銘柄なのですね!お嬢様にもお届けせねば!」

[メイン] ミスター・VTR : 「またね〜〜〜!!!」

[メイン] 忍野メメ : 「じゃあね」

[メイン] メアリ : 「判りました。お疲れ様です」

[メイン] 紅美鈴 : 「わかりました!」

[メイン] デモーニッシュ : 「わかりました…」

[メイン] レインコール : そういって、レインコールは資料を片付けて退室し、廊下越し斜向かいの別の部屋に入りながら「やぁやぁ、良く集まってくれたね」と別の面子に別の仕事を説明しにいった。

[メイン] デモーニッシュ : 「……さて」
ゆっくりと残りの珈琲を飲み干す

[メイン] ミスター・VTR : 何の仕事の依頼してるか盗み聞きしよう

[メイン] GM : 巷で有名な歌手が実はオーヴァードかも? みたいな仕事の依頼をしている。

[メイン] 紅美鈴 : 「そこら中オーヴァードで大変だなあ」

[メイン] ミスター・VTR : へ〜!

[メイン] メアリ : 話の収束を感じ。
急いでいつの間にから口が乾いた珈琲をひとくち、ふたくち。

[メイン] ミスター・VTR : コーヒー持ってくか

[メイン] 忍野メメ : 「マイケルジャクソンオーヴァード説ってのが僕の組織では流行ってるよ」

[メイン] ミスター・VTR : 「へ〜!」

[メイン] メアリ : 温くなってしまっていたけれど。
慣れない場は、あたしとしても。

[メイン] ミスター・VTR : 「オーヴァードいっぱいいる」

[メイン] 紅美鈴 : 「なかなか突っ込みづらい…」

[メイン] デモーニッシュ : 「取り敢えず、目の前の任務に集中しましょう」

[メイン] 忍野メメ : 「だね」

[メイン] メアリ : 「……ええ」

[メイン] 紅美鈴 : 「皆さんどういう感じで任務します?」

[メイン] デモーニッシュ : 「有名人であれなんであれ、防げるならそれに越した事は無いでしょうから…」

[メイン] デモーニッシュ : 「私は一応同級生ではあるので、そのまま監視を行うつもりです」

[メイン] ミスター・VTR : 「わかんね
接触するなら知り合いの方がいいかもなァ…」

[メイン] メアリ : 「接触は、確かに。知ってる人でないと下手な刺激を与えかねませんし」

[メイン] ミスター・VTR : 「原因探れって言われてもなァ…
まあ適当にやるか」

[メイン] 忍野メメ : 「そうだね。そう急ぐ事でもないかも知れない」

[メイン] 紅美鈴 : 「私はバンッて行ってアチョーッ!て感じなんですけど、何か至らない点があれば言う通りにしますよ!」

[メイン] ミスター・VTR : 「8%になった数日に何があったか調べたらいいんじゃない?」

[メイン] デモーニッシュ : 「出来ればそういう事にはならないのが望ましいですが…調査に関しては同意見です」

[メイン] 忍野メメ : 「そうだね、VTR君の意見に賛成しようか」

[メイン] ミスター・VTR : 「接触する人はいつから見られてると思ったのかとかそういうの聞けばいいのかもしれない」

[メイン] 忍野メメ : 「思ったよりも真面目なんだね。ちょっと驚いたよ」

[メイン] 紅美鈴 : 「ですね、すごいです!」

[メイン] ミスター・VTR : 「そういう気分だからな」

[メイン] メアリ : 「……アクシズ、ですしね」
ええ、多分。信じ難くはあれど。

[メイン] デモーニッシュ : 「そうですか…まぁ精々頼るとしましょう」

[メイン] 紅美鈴 : 「気分屋なんですね~私もお仕事さえなければ…」

[メイン] 忍野メメ : 「……気分でもいいさ。そっちの方が僕の気分も良い」

[メイン] デモーニッシュ : 「…取り敢えず、方針は決まりましたかね」

[メイン] ミスター・VTR : 「大体そう
状況によって変えるのは各自に任せる」

[メイン] 紅美鈴 : 「柔軟に、ってやつですね!柔軟は大事です!」

[メイン] 忍野メメ : 「じゃあ、有澤くんの悩みを解決しに行こうか。」

[メイン] メアリ : 「……うん。硬く当たって砕けるよりは、柔く堅実に」

[メイン] デモーニッシュ : 「ええ、取り返しのつかないことにならぬよう」

[メイン] 紅美鈴 : 「固くなる時は固くなる時です、ずっと筋肉を緊張させてると疲れちゃいますからね」

[メイン] メアリ : 「……ですね。ご馳走様でした」
かちゃり、飲み終わったカップを置き。

[メイン] ミスター・VTR : 「それじゃそろそろ行くか」

[メイン] 忍野メメ : 「じゃあ出発だ〜」

[メイン] デモーニッシュ : 「行きますか…」

[メイン] ミスター・VTR : 「出航だァ〜〜〜〜〜〜〜!!!」

[メイン] 紅美鈴 : 「なんか雑な対応されてる気がします~お嬢様~!」後に続く

[メイン] メアリ : 「しゅ、出航だ~~??」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『マスターシーン 「お前は監視されている」

[メイン] 有澤 浩二 : 放課後。夕焼けの差し込む学校の渡り廊下。
そこで、有澤浩二は眉間に皺を寄せながら……自分のスマートフォンを耳に押し当てた。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……またアンタか」

[メイン] ??? : 「俺さ。なぁ、浩二よ。俺の言う事は確かだったろ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「ウォッチャーとかいったか……確かに、アンタの情報は正確だ。俺は監視を受けた痕跡がある……」

[メイン] 有澤 浩二 : 大袈裟に有澤は溜息を吐いた。夕方の湿った空気がべたついて気持ちが悪い。

[メイン] 有澤 浩二 : 「だが、誰が何の目的でそんなことをする? 別に俺は確かに勉強はできるほうといえばできるほうだが……特別ってわけでもねぇだろ」

[メイン] ウォッチャー : 「お前には特別な素質があるのさ。それにお前自身も気付いているはずだ。嘘はよくないぜ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] ウォッチャー : 「まぁいい、今はそうだな……仮に『組織の連中』とでもしておくか」

[メイン] 有澤 浩二 : 「安っぽいネーミングだな」

[メイン] ウォッチャー : 「安っぽい真実にはぴったりだろ? ともかく、連中には気をつけろ。俺以外の誰も信用するな」

[メイン] 有澤 浩二 : 「アンタのことだって信用できるもんか。だいたい、どうやって俺の携帯に……」

[メイン] ウォッチャー : 「いずれ分かるさ、じゃあな」

[メイン] 有澤 浩二 : 「あ、おい! まて、まだ話は……!!」

[メイン] 有澤 浩二 : 急いでスマートフォンを操作するが、送受信履歴は愚か、先ほどの通話操作の痕跡すら見当たらない。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……っ! また履歴が消えてる、どういうことだ……!?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……チッ」

[メイン] 有澤 浩二 : 頭を振って、浩二は帰路についた。

[メイン] 有澤 浩二 :  

[メイン] 有澤 浩二 :  

[メイン] 有澤 浩二 :  

[メイン] GM : 情報項目

[メイン] GM : ●有澤浩二について 情報(UGN):8 情報(噂話):8 他:9
●FH側の動きについて 情報(FH):8 情報(裏社会):8 他:9
●UGNの監視体制について 情報(UGN):8 他:9

[メイン] GM :  

[メイン] デモーニッシュ : シーン【接触】シーンプレイヤー:デモーニッシュ 登場:任意

[メイン] デモーニッシュ : 45+1d10 (45+1D10) > 45+1[1] > 46

[メイン] 忍野メメ : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+9[9] > 49

[メイン] system : [ デモーニッシュ ] 侵蝕率 : 45 → 46

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 40 → 49

[メイン] デモーニッシュ :  

[メイン] デモーニッシュ : 「…さて、まずは直接確認しますか…」
学生鞄などを片手に忍野へ

[メイン] 忍野メメ : 「近頃忙しくて会えてなかったし、久々に顔を見せないとね」

[メイン] デモーニッシュ : 「先ほどはお聞きできませんでしたが、どういったお知り合いで?」
古びたノートを鞄に入れて封をする

[メイン] 忍野メメ : 「友達だよ。困ってる時に手伝ってもらえたから、少しだけ伝えごとをしただけさ」

[メイン] デモーニッシュ : 「…成程?まぁ、それなら大丈夫でしょう」

[メイン] デモーニッシュ : 「では、行きますか」
そう言って進み始める

[メイン] デモーニッシュ : 「校舎の方…居るといいですが」

[メイン] 有澤 浩二 : 相変わらず、有澤は廊下の隅で窓から外の景色を眺めながら、黄昏ていた。

[メイン] 有澤 浩二 : 知人や友人も少ない彼は学校では孤立気味だ。ノイマンということもあって成績はすこぶる良いため、教師陣からは一目置かれているが、それだけだ。

[メイン] デモーニッシュ : 「…ふむ」
【イージフェイカー:プロファイリング】でその様子を眺めつつ

[メイン] system : [ デモーニッシュ ] 侵蝕率 : 46 → 47

[メイン] 有澤 浩二 : イラついているようだ、まぁ無理もない。

[メイン] 有澤 浩二 : 有澤は基本的にピリついている。

[メイン] デモーニッシュ : 「…まぁ、仕方のない事とはいえ…どう接触したものか」
忍野の方を見つつ

[メイン] 忍野メメ : 「良いかい悪魔のお嬢ちゃん。友達に声をかけるときは単純でいいのさ」

[メイン] 忍野メメ : 「おーい!有澤くーん!」
大きく手を振って声をかける

[メイン] デモーニッシュ : 「友人って仲でもないですが…はぁ、動かずして事も無し…っと」

[メイン] デモーニッシュ : 「…はぁ」
仕方ないといった顔で有澤の方を見る

[メイン] デモーニッシュ : 「どうも、有澤さん」
小さく手を振る

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」
顔を向けて、目を細め」

[メイン] 有澤 浩二 : 「あー、えーと……ごめん、何?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「名前とか人の顔覚えるの……苦手でさ」

[メイン] 忍野メメ : 「何って久しぶりに友人に会ったから声をかけたんじゃないか」

[メイン] デモーニッシュ : 「…いえ、こちらも忍野さんに連れられた感じですので」
取りあえず落ち着いて話を合わせにかかる

[メイン] 有澤 浩二 : 「……おっさんはいつだって突然だろ、学校まで忍び込んでくるなんて、そんな暇だったのか? まぁ俺なんかよりそっちの可愛い子唆すほうが確かに楽しいとは思うけどさ」

[メイン] 忍野メメ : 「オイオイ僕の事を誤解しないでくれよ。この娘とは、君に会いに行く途中であったのさ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「そりゃ珍事だな」

[メイン] デモーニッシュ : 「どちらでもいいでしょう、学校にまでは行ってきてるのは事実ですし」

[メイン] 有澤 浩二 : 「で、俺に何か用? おっさんの言葉遊びに付き合えってんなら、今日は遠慮したいけどな」
なお、いつもそういっているで、これが平常運行だ。まぁそれでも、普段よりピリついてはいるが。

[メイン] 忍野メメ : 「元気がいいなぁ有澤くんは、何かいい事でもあったのかい?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「俺がそれで色よい返事したこと一度もないだろが……」

[メイン] 有澤 浩二 : 「おっさんは相変わらずみたいだな」

[メイン] 有澤 浩二 : 「アンタも気をつけなよ、このおっさん、青少年や少女をいじるの趣味みたいなもんだから」

[メイン] デモーニッシュ : 「随分と色んな人に粉掛けてるようですね、ええ…」
小さくため息ついて

[メイン] デモーニッシュ : 「まぁ、誑かされることには慣れてますから」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……そりゃ結構なことで、じゃあ、俺よりそっちに鞍替えしたほうがいいぜ、おっさん」

[メイン] デモーニッシュ : 「…おっと、そう言うのは勘弁ですよ」

[メイン] 忍野メメ : 「友達は何人いてもいいものさ。鞍替えなんてとんでもない」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……ああ、そう」
そう満更でもなさそうに、視線だけそらした。

[メイン] 忍野メメ : 「……で、僕がわざわざ学校に忍び込んだのにも理由があってね」

[メイン] 忍野メメ : 「この娘から、君が困りごとがあると聞いて。顔を出すついでに、手伝いをしに来たのさ」

[メイン] デモーニッシュ : 「…そうですね、随分な噂を聞いたので」
小さく息を吐きつつ

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 目を細めて、曖昧に笑ってから。

[メイン] 有澤 浩二 : 「何を聞いたかはしらないけど、まぁ俺の問題だし、気にしないでくれ。気遣いだけ受け取っておくよ」

[メイン] 忍野メメ : 「気にしないでおけるなら気にしないんだけど……有澤くん。僕が追いかけてる宇宙人の話を知ってるだろう?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「ああ、いい大人になって何いってんだっていつも思ってるけどな」

[メイン] デモーニッシュ : 「…宇宙人?」
ぴくりと、彼の所属を思い返しつつ

[メイン] 忍野メメ : 「顔が見えない。姿も掴めない。特殊な力を持っていて……寂しがり屋の宇宙人の話さ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 忍野メメ : 「……もしかしたら、君に付き纏う悪い噂がそのせいかも知れないとも思ってね」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……仮にそうだったとしてだ」

[メイン] 有澤 浩二 : 有澤は一度頭を振ってから、額に手を当てて。

[メイン] デモーニッシュ : 「…」
イージーエフェクトを挟みつつ様子を観察する

[メイン] 有澤 浩二 : 「おっさん、俺はアンタの事は基本的に信用してない。アンタに限った話じゃあないけどな」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……それに、いや……」

[メイン] 有澤 浩二 : 踵を返して、そのまま歩みを進め。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……まぁ『嘘』なんて誰でも吐くもんだしな」

[メイン] 有澤 浩二 : それだけ、どこか寂しそうに呟いてから……彼は廊下の奥に消えた。

[メイン] デモーニッシュ : 「…ふむ」

[メイン] 忍野メメ : 「……困ったことがあったらいつでも伝えてくれよ。有澤くん」

[メイン] 有澤 浩二 : プロファイリングで見た限り、彼は確かに困惑しており、二人の事も疑っている。いや、この際きっと……接触を取ってくる人物は全員疑っているのだろう。

[メイン] 有澤 浩二 : もう誰も信じられないのだ。無理もない。

[メイン] 有澤 浩二 : 過ぎた知性と洞察は時に毒となる。それがまさに、今の有澤浩二の状態だった。

[メイン] 有澤 浩二 : だが、それはそうとして、以前からの知人である忍野や、その忍野がつれているデモーニッシュを信じたりアテにしたい気持ちもないわけではない。

[メイン] 有澤 浩二 : とはいえ、今は不信が遥かに勝っている。仕方がない事だ。

[メイン] デモーニッシュ : 「…さて、これ以上は刺激し過ぎるでしょう」
ちらりと忍野の方を見て

[メイン] 忍野メメ : 「………そうだね。僕達がいる限りは彼が不信感に晒される事も少なくなる筈だ」

[メイン] デモーニッシュ : 「周辺調査も行っておきましょうか」
この眼で見たその反応を整理しつつ

[メイン] 忍野メメ : 「……じゃあ、一旦戻ろうか。アロハのおっさんがこれ以上廊下に立ってても目立つだろうし」

[メイン] デモーニッシュ : 「私は一応此処の生徒ですよ」

[メイン] デモーニッシュ : 「先に調査を行って合流しますよ」

[メイン] デモーニッシュ : では学校を周って【噂話】で有澤君の事を調べようと思います…無形とコンセントレイトも使用します

[メイン] GM : どうぞ

[メイン] デモーニッシュ : 4dx8+1>=8 (4DX8+1>=8) > 10[1,3,7,8]+2[2]+1 > 13 > 成功

[メイン] GM :  

[メイン] system : [ デモーニッシュ ] 侵蝕率 : 47 → 53

[メイン] GM : ●有澤浩二について
学生。シンドロームはノイマン。
侵蝕率はわずか一桁であり、戦闘能力は持っていない。
ワーディングも通用するレベルであるため、一応は一般人として扱われている。
親しい人間には「監視を受けている」と語っており、「少なくとも一人はウォッチャー」とか名乗っていると呟いている。
警察にも一応通報したようだが、取り合われなかったそうだ。R担からその手の報告があがっている。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 追加情報項目
●ウォッチャーについて 情報(FH):8 情報(UGN):9 情報(裏社会):9 他:10

[メイン] GM :  

[メイン] デモーニッシュ : 「…ふむ、まぁこんな所でしょうか」
メモ帳を鞄に仕舞って忍野に合流しに行く

[メイン] 忍野メメ : ……僕はウォッチャーを調べてみようかな。
該当する情報はないから難易度は9だね

[メイン] GM : OK

[メイン] 忍野メメ : 5dx+3 (5DX10+3) > 10[2,8,8,10,10]+9[3,9]+3 > 22

[メイン] 忍野メメ : 跳ねたね

[メイン] GM : 「ウォッチャーについて」 情報(FH):8 情報(UGN):9 情報(裏社会):9 他:10
謎のFHエージェント。コードネームしかわからず、本名は不明。
三年前から消息不明で、FH内でも行方は知れていない。
今回の事件にも何故関わっているのかも分からない。
なお、三年前の事件では彼の展開したワーディング被害者の中に有澤浩二も含まれている。
しかし、検査結果では、このワーディングによって何かしらのレネゲイド的汚染を受けた兆候はない。

[メイン] GM : 追加情報項目

[メイン] GM : ●三年前の事件について 情報(UGN):8 情報(FH):8 他:10

[メイン] 忍野メメ : 49+1d10 登場/リザレクト (49+1D10) > 49+9[9] > 58

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 49 → 58

[メイン] 忍野メメ : 三年前の事件を調べてみようか

[メイン] 忍野メメ : 5dx+3 (5DX10+3) > 9[3,6,8,9,9]+3 > 12

[メイン] GM : ●三年前の事件について 情報(UGN):8 情報(FH):8 他:10
典型的なFHとUGNの武力抗争であり、特筆するようなことはない。
UGN側の勝利で終わっており、それ以上の情報は出ない。
ただ、この武力抗争での衝突を最後に「ウォッチャー」の足取りは途切れている。
有澤浩二もこの事件で多少の記憶操作を受けているが、別にその記憶操作はかなり広域に行われたものであるため、特別彼だけに施されたものではない。

[メイン] デモーニッシュ : 「…調子はどうです、忍野さん」
資料を片手に

[メイン] 忍野メメ : 「………『ウォッチャー』って聞き覚えあるかい?」

[メイン] デモーニッシュ : 「いえ、私には記憶にございませんね」

[メイン] デモーニッシュ : 「…尤も、彼にとっては随分と関係あるみたいですが」
資料を纏めて置く

[メイン] デモーニッシュ : 「何かありました?」

[メイン] 忍野メメ : 「彼に連絡してきてるのが、そのウォッチャーって変な名前の奴なのはわかって追ってみたんだけど……食えない奴でね。三年前からさっぱり行方が掴めない」

[メイン] デモーニッシュ : 「成程…偶然の同名とも思い難い、何やらきな臭くなってきましたね」

[メイン] 忍野メメ : 「……ついでに、事件に巻き込まれた有澤くんが記憶操作を受けてたのもわかったよ」

[メイン] デモーニッシュ : 「把握しました…残りは待たせている彼らにも共有しつつ読むことにしますよ」

[メイン] デモーニッシュ : 「では、先に向かっておきますので」
そう言ってその場を後にする

[メイン] 忍野メメ : 「………困ったなぁ。少し面倒になるかも知れない」頭を掻きながら、その場で考え込む

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『マスターシーン 「誰も信用するな」

[メイン] 有澤 浩二 : 人気のない廊下の片隅。そこで苛立たし気に舌打ちをしてからポケットに手を突っ込み、またスマートフォンを耳に押し当てる。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……連絡してくれなんて言った覚えはないんだがな」

[メイン] ウォッチャー : 「まぁ、そういうなよ。俺とお前の仲じゃねぇか」

[メイン] 有澤 浩二 : ウォッチャーの妖しい笑い声が、有澤をまた苛立たせる。

[メイン] ウォッチャー : 「それより、俺の言った通りだったろ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 眉間に皺を寄せて、有澤は溜息をつく。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……確かに、不自然な接触はあるにはあったけどよ、アンタの言う通りだ」

[メイン] ウォッチャー : 「だから言ったじゃねぇか。俺以外は誰も信用なんて出来ない。お前は監視されている……今だってな」

[メイン] 有澤 浩二 : 「馬鹿正直に顔出す監視がどこにいるってんだよ。前から知人のおっさんはともかく、あの女がわざわざ俺に話しかけてくる理由はないだろ」

[メイン] ウォッチャー : 「そう思うだろうお前の裏をかいてるのさ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「何でもそう言えば通るだろうが……バカバカしい……」

[メイン] ウォッチャー : 「世界なんて最初からバカバカしいもんさ。ほら、後ろを見てみろよ。さっきの女がこっちみてるかもしれないぜ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……!?」

[メイン] 有澤 浩二 : 脂汗を浮かべて、背後に振り返る。当然、何もない。誰もいない。
ただ、歩いてきた廊下が広がっているだけだ。

[メイン] 有澤 浩二 : 「くだらない冗談はよせ!!!」

[メイン] ウォッチャー : 「ひぃっひっひっひ!!! ま、せいぜい気をつけな。組織はいつでもお前を監視している」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……アンタは何者だ?」

[メイン] ウォッチャー : 「何度もいってるじゃねぇか。俺はウォッチャー……有澤浩二、お前のただ一人の味方だよ」

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] 忍野メメ : シーン【情報摂取】シーンプレイヤー:忍野メメ 登場:任意

[メイン] デモーニッシュ : 53+1d10 (53+1D10) > 53+3[3] > 56

[メイン] system : [ デモーニッシュ ] 侵蝕率 : 53 → 56

[メイン] ミスター・VTR : 55+1d10 登場/リザレクト (55+1D10) > 55+2[2] > 57

[メイン] 忍野メメ : 58+1d10 登場/リザレクト (58+1D10) > 58+3[3] > 61

[メイン] メアリ : 38+1d10 登場/リザレクト (38+1D10) > 38+9[9] > 47

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 58 → 61

[メイン] system : [ メアリ ] 侵蝕率 : 38 → 47

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 55 → 57

[メイン] 紅美鈴 : 41+1d10 登場/リザレクト (41+1D10) > 41+7[7] > 48

[メイン] system : [ 紅美鈴 ] 浸蝕率 : 41 → 48

[メイン] 忍野メメ : 「やあ、皆んな遅れてごめんね」

[メイン] メアリ : 「お疲れ様です。……どうでした? 首尾は」

[メイン] 紅美鈴 : 「気にしてませんよ~」

[メイン] デモーニッシュ : 「情報に関してはまぁ…進展アリです、ただ…」

[メイン] デモーニッシュ : 「少々面倒くさい事態になって来たと、取り敢えずどうぞ」
手に持っていた資料を手渡す

[メイン] ミスター・VTR : 読んだ

[メイン] 紅美鈴 : 読みました

[メイン] メアリ : 読みました

[メイン] ミスター・VTR : 「オレさま資料読むの嫌いなんだよな〜」

[メイン] 紅美鈴 : 「なるほど!ウォッチャーという方なのですね!」

[メイン] メアリ : 「……『ウォッチャー』、ですか」

[メイン] デモーニッシュ : 「そんなこと言ってる場合ですか…取り敢えず、推定FHらしい影です」

[メイン] ミスター・VTR : 「こわい」

[メイン] 忍野メメ : 「……つまり、僕達は。他の組織の動向を調べないといけない」

[メイン] 紅美鈴 : 「最優先事項はそうでしょうね~」

[メイン] ミスター・VTR : 「戦わなくて済むと思ったから任務受けたのにFH関わっちゃうと面倒だからやめろっつってんだろうがァ!!!!」

[メイン] デモーニッシュ : 「…まだそうは決まってないでしょう」

[メイン] デモーニッシュ : 「戦いたくないなら精々よく調べましょう」

[メイン] 紅美鈴 : 「でも、それだけで大丈夫でしょうか~?」

[メイン] メアリ : 「先ずは、"ウォッチャー"。……彼の背景が気になります。
そして、最近にもしもFHの動きがあるというのなら、また」

[メイン] 忍野メメ : 「だね……後さ。君達の組織の監視体制も見直してほしいんだ」

[メイン] ミスター・VTR : 「オレさまが真面目な気分になってるのは戦いたくないからだからな」

[メイン] 紅美鈴 : 「でしょうね~石橋は叩いて渡るのが吉です!」

[メイン] ミスター・VTR : 「お前らは戦いたい?」

[メイン] デモーニッシュ : 「ええ…記憶操作もあり、少なくとも接触した過去もありますから」

[メイン] 忍野メメ : 「さあね。相手によるかな」

[メイン] デモーニッシュ : 「私は嫌ですよ、しかしその時になって足踏みする余裕も無いです」

[メイン] メアリ : 「……いいえ。戦わずに済むのなら、それに越したことは」

[メイン] 紅美鈴 : 「戦いたいかと言われれば試合か弾幕ごっこ以外で戦いたくはないですね~」

[メイン] 紅美鈴 : 「ただそれが私が守らなければならないものを侵すのならば別です!」

[メイン] ミスター・VTR : 「そろそろ真面目にやるとするか
VTRもアクシズの一族」

[メイン] 忍野メメ : 「……意見も出揃ったみたいだし、行動開始だね」

[メイン] デモーニッシュ : 「…少しは頼りにしますよ」
資料を漁り直して

[メイン] ミスター・VTR : さっそく情報判定でFHの動きについて調べる
《コンセイトレイト》《無形の影》を使う
来い

[メイン] GM : おう

[メイン] ミスター・VTR : (4+0)dx7>=9 《コンセ》《無形の影》 (4DX7>=9) > 10[3,4,7,10]+10[1,8]+4[4] > 24 > 成功

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 57 → 63

[メイン] GM : ●FH側の動きについて
やはりエージェントが動いている。
有澤浩二の周辺で急に活発になったUGN側の動きに呼応して独自に動いているようだ。
FH側は有澤浩二がオーヴァードであるという事実を知らないため、急に一般人の周りでUGNが暗躍をしだしたように見えているのである。

[メイン] ミスター・VTR : だそうです
共有

[メイン] 紅美鈴 : 共有しました

[メイン] メアリ : 共有完了しました

[メイン] ミスター・VTR : 「FH関わってたけどあんま気づいてないらしい」

[メイン] デモーニッシュ : 把握

[メイン] デモーニッシュ : 「…ウォッチャーは独自に…?」

[メイン] メアリ : 「……という事は、"ウォッチャー"はFHと関わって何かをしていた、という事ではない……?」

[メイン] 忍野メメ : 「………そのようだね」

[メイン] ミスター・VTR : 「上手くやればこいつらとは戦わなくて済むな」

[メイン] 紅美鈴 : 「つまり、有澤さんの件について動いている『組織』は今のところUGNだけということですかね?」

[メイン] デモーニッシュ : 「不可解ではありますが、まぁそうですね」

[メイン] ミスター・VTR : 「多分そう部分的にそう」

[メイン] 忍野メメ : 「……じゃあ次はUGNの方を見てみてもらえるかい?」

[メイン] メアリ : 「……わかりました」

[メイン] ミスター・VTR : 「ウォッチャー何とかしたいけどなァ…
こいつどうやって穏便に済ませるかわかんね」

[メイン] 紅美鈴 : 「ウォッチャーの行動に後ろ盾はない…?もしくはまた別の何かが…?」

[メイン] メアリ : UGNの監視体制をコンセ影で調べます、対応技能ではないので9ですね

[メイン] メアリ : 6dx8>=9  (6DX8>=9) > 10[1,2,4,9,9,9]+10[4,8,8]+10[7,8]+1[1] > 31 > 成功

[メイン] GM : ●UGNの監視体制について 情報(UGN):8 他:9
特に落ち度は見当たらない。通常通りの監視メニューであり、今までこの監視を見破った一般人はほぼ存在していない。
ノイマンのなせる業なのか……? それとも、外部に協力者がいるのか……?
いずれにせよ、普通なら絶対にありえない事態だ。
深刻にとらえるべきといえるだろう。

[メイン] system : [ メアリ ] 侵蝕率 : 47 → 53

[メイン] メアリ : 共有します

[メイン] 紅美鈴 : されました

[メイン] ミスター・VTR : 「へ〜!」

[メイン] デモーニッシュ : 「その時異常があったとは思い難い、ですね…」

[メイン] メアリ : 「……どうも、通常通りに完璧なようです。ええ」

[メイン] ミスター・VTR : 「見てないけど多分ウォッチャーが何かやってる」

[メイン] 紅美鈴 : 「いい仕事してますね!」

[メイン] デモーニッシュ : 「…ふむ」
考え込むような姿勢で

[メイン] 忍野メメ : 「……監視は完璧。FHの表だった行動の結果でもなし。難しくなってきたね」

[メイン] 紅美鈴 : 「兎にも角にもウォッチャーさんの情報がなさすぎるのが難しくさせていますね~」

[メイン] ミスター・VTR : 「邪魔なのは基本的にウォッチャーだけっぽいからそこはいいか」

[メイン] GM : そこで突如、電話のコール音がなりだした。誰の電話でもない。

[メイン] デモーニッシュ : 「とはいえ、これ以上何処から調べるか」

[メイン] デモーニッシュ : 「…!」

[メイン] ミスター・VTR : 「!」

[メイン] メアリ : 「……っ!?」

[メイン] 紅美鈴 : 「!」

[メイン] GM : 昨今珍しくなった公衆電話だ、すぐ傍。

[メイン] 紅美鈴 : 「出ます!」

[メイン] ミスター・VTR : じゃあオレさまも一緒に聞く

[メイン] GM : 「こそこそ嗅ぎまわってくれてるみたいだな」

[メイン] デモーニッシュ : 「…」

[メイン] GM : 低い男の声だ。

[メイン] 紅美鈴 : 「…どうやって?」

[メイン] ミスター・VTR : 「コ


ソ」

[メイン] 忍野メメ : 「……もしもし、ここは蕎麦屋です」

[メイン] GM : 「はぐらかすようなら、話はこれで終わりだ」

[メイン] GM : 「こっちは実力行使したってかまわねぇんだぞ」

[メイン] 紅美鈴 : 「つまり何か話をしたいということですね!」

[メイン] 忍野メメ : 「元気がいいなぁ」

[メイン] GM : 「単刀直入に言う。UGNの情報をリークしろ。有澤浩二に関する情報全てだ」

[メイン] 紅美鈴 : 「すぐには実力行使には出られないと!」

[メイン] デモーニッシュ : 「喧嘩腰で来て困るのはお互い様になりますよ」

[メイン] メアリ : 《プロファイリング》で声からどんな人物か探れますか?

[メイン] デモーニッシュ : 「…何を言い出すかと思えば」

[メイン] GM : 脅しでいっているわけではないことがわかる、多分、下手なことをいえば本当に実力で訴えてくるだろう。危険な人物だ。

[メイン] ミスター・VTR : 「でもよお頭
こっちにメリットがないぜ」

[メイン] GM : 「無論、タダでとはいわない。もし、首を縦にふるなら……近隣セルの情報網のセキュリティにはしばらく『不具合』が発生するだろうな」

[メイン] メアリ : 「……本気、という訳」

[メイン] GM : FH側の情報網を使う機会を与えるという事だ、実質的な情報交換といえるだろう。

[メイン] デモーニッシュ : 「…そこまで出来て、個人を調べることは出来ないと?」

[メイン] ミスター・VTR : 「それはそう」

[メイン] GM : 「アンタ達だって敵対組織の内情には詳しくない筈だ」

[メイン] メアリ : 「……貴方が"彼"にそこまでする理由は、一体何?」

[メイン] GM : 「答える必要はない。質問は受け付けない」

[メイン] GM : 「イエスかノーかだけ答えろ」

[メイン] 紅美鈴 : 相手に聞かれないように密談は出来ますか?

[メイン] 忍野メメ : 「作戦タイム入れていいかな?」

[メイン] GM : できるだろうが、長引けば相手は恐らく躊躇なく電話を切る。

[メイン] GM : 「……3分だけやろう」

[メイン] ミスター・VTR : 「うわ!ありがとう!」

[メイン] 忍野メメ : 「ありがとね」

[メイン] デモーニッシュ : 「…どうしますか?」
全員に視線を向けつつ

[メイン] ミスター・VTR : 「インスピで抜けばいいしなァ…」

[メイン] メアリ : 「彼の声は本気だった。恐らく拒否すれば……」

[メイン] ミスター・VTR : 「そうだなァ…」

[メイン] 紅美鈴 : 「少なくともこちらとしても有澤くんの情報は大した影響力はありませんから、普通に考えたら乗っても影響は少なそうですが~」

[メイン] デモーニッシュ : 「こちら側に不都合がある可能性は無視出来ません、しかし情報を渡すのもまたリスキーです」

[メイン] メアリ : 「……無為に争いたくはない。けれど、此方の情報を漏らすだなんて」

[メイン] 紅美鈴 : 「こちらはピースが揃ってない以上如何にも扱いにくい内容ですしね~」

[メイン] 忍野メメ : 「僕の友人の今後も心配になるしね…」

[メイン] ミスター・VTR : 「インスピで致命的にならない程度の情報で尚且つ相手を納得させる情報を流すのもアリっちゃアリ」

[メイン] ミスター・VTR : 「流すのは抵抗あるかもしれないけど」

[メイン] デモーニッシュ : 「一番のリスクはこの情報によってFH側に此方の目を向けている個人を特定される事ですが…ふむ」

[メイン] メアリ : 「……成程、肉だけ削いで骨は渡さずと」

[メイン] ミスター・VTR : 「断ったら実力行使に出るかもしれない
それはまずいだろ」

[メイン] デモーニッシュ : 「…任せますよ」

[メイン] 紅美鈴 : 「ここで切っちゃいます?」

[メイン] 忍野メメ : 「……VTR君の案で行ってみようか。」

[メイン] ミスター・VTR : 「3分くれたんだから3分使う」

[メイン] ミスター・VTR : 「わかった」

[メイン] メアリ : 「……ええ、任せます」

[メイン] デモーニッシュ : 「決定権は貴方でしょうしね、ミスターアクシズ」

[メイン] 紅美鈴 : 「ではお願いしますね~」

[メイン] ミスター・VTR : 《インスピレーション》で出来るだけ被害が最小限にしつつ情報流して相手を説得させる方法を聞く

[メイン] GM : OKとしよう

[メイン] GM : 回数を消費しといてくれ

[メイン] ミスター・VTR : わかった

[メイン] ミスター・VTR : 「お前に教えるが1つ条件がある」

[メイン] GM : 「……聞くだけ聞いてやる」

[メイン] ミスター・VTR : 「こちらとしても無駄に争って消耗したくないので情報を流す代わりにお互いこれで穏便に済ませようということだな」

[メイン] GM : 「情報次第だ」

[メイン] ミスター・VTR : 「わかった」

[メイン] ミスター・VTR : 「それだけ聞けたら十分だろ」

[メイン] ミスター・VTR : インスピの効果で最小限の情報で穏便に済ませる

[メイン] GM : 「……」

[メイン] GM : 舌打ちを一度だけしてから。

[メイン] GM : 「……まぁ、いいだろう。報酬は10分後だ」

[メイン] ミスター・VTR : 「うわ!ありがとう!」

[メイン] GM : 「話は終わりだ」

[メイン] GM : そういって、電話は切られた。

[メイン] ミスター・VTR : 「またね〜〜〜!!!」

[メイン] GM : 全員1回だけ情報FHに+5の修正がつく

[メイン] デモーニッシュ : 「…成る程、手腕は確かですね」

[メイン] メアリ : 「上手くいった、の?」

[メイン] 忍野メメ : 「いやぁ、感心したよ」

[メイン] 紅美鈴 : 「すごいですね!」

[メイン] GM : ただし、これで相手は有澤浩二を本格的にマークし始める、恐らく部隊も動く。

[メイン] ミスター・VTR : まずい思ったより報酬がしょぼい

[メイン] 忍野メメ : 所詮情報のルートだからね…

[メイン] GM : VTRの起点ですぐに動くことはないし、即座の衝突はないが。

[メイン] デモーニッシュ : ふむ…面倒なことになった

[メイン] GM : FHも独自の動きをはじめるだろう。

[メイン] ミスター・VTR : このシナリオ中に衝突しなければギリ行ける

[メイン] 紅美鈴 : 面倒というか、複雑というか

[メイン] メアリ : 速さが正義か……

[メイン] GM : シーン終了時に「報酬」として情報項目が追加される。

[メイン] 紅美鈴 : 考えるべきことが多くなりましたね~

[メイン] ミスター・VTR :

[メイン] 忍野メメ :

[メイン] デモーニッシュ :

[メイン] メアリ :

[メイン] 紅美鈴 :

[メイン] ミスター・VTR : 「まあ思ったより面倒になっちまったなガハハ」

[メイン] デモーニッシュ : 「…どうしたものか」

[メイン] 忍野メメ : 「だね……さて、物騒な彼の言ってた報酬は何かな」

[メイン] ミスター・VTR : 「まあいいでしょう」

[メイン] レインコール : 今度は通信端末がなりだす、レインコールからだ。

[メイン] 紅美鈴 : 「は~い」

[メイン] デモーニッシュ : 「おや」

[メイン] レインコール : 「面倒なことになった、理由はわからないが、FHの部隊が動きが始めている。有澤浩二の身辺を探り始めている」

[メイン] 紅美鈴 : 「ですよね~」

[メイン] ミスター・VTR : 「こわい」

[メイン] デモーニッシュ : 「…成る程」

[メイン] 忍野メメ : 「……ハズレを引いたかもね」

[メイン] メアリ : 「……そう、なりますか」

[メイン] レインコール : 「向こうも情報が歯抜けみたいで動きは慎重だが……最悪、市外戦になるかもしれない」

[メイン] 紅美鈴 : 「分かりました!任務を続行しつつ非常時の準備もしておきます!」

[メイン] レインコール : 「ありがとう。情報戦ではまだこっちがギリギリ優位な状況みたいだから、時間はある。こっちでも動いてみるよ」

[メイン] 紅美鈴 : 「お願いしますね~」

[メイン] レインコール : 「即座の開戦にはならないだろう、そっちも気をつけてくれ」

[メイン] 紅美鈴 : 「さて…」

[メイン] レインコール : 通信が途切れる。レインコールも今後忙しくなるだろう。

[メイン] 紅美鈴 : 「FHへの対策、独自に動いているウォッチャーへの対策…」

[メイン] 紅美鈴 : 「両方やらなきゃいけないのが辛いところですね~」

[メイン] ミスター・VTR : 「やっちゃったもんは仕方ねェ
FHの情報探るか…♠︎」

[メイン] 忍野メメ : 「うん、頑張るしかないか」

[メイン] デモーニッシュ : 「ですね、困った事ですが」

[メイン] メアリ : 「……そうですね」

[メイン] ミスター・VTR : 「ハズレにするかは行動次第だな」

[メイン] 紅美鈴 : 「レインコールさんの言っていた通り時間的優位はまだあるみたいです。ここは拙速で動いた方がいいでしょうか」

[メイン] 忍野メメ : 「さて……そろそろ彼の言ってた報酬もつきそうだ、それを確かめようか」

[メイン] ミスター・VTR : 「貰えるもんは貰っとく
来い」

[メイン] 紅美鈴 : 「では下手の考え休むに似たり、行動するとしましょうか」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 「今回動いているFHの部隊規模について」 情報(FH):15 :他20

「ウォッチャーの正体について」 情報(FH):20 :他25

[メイン] GM :  

[雑談] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] GM : 『マスターシーン 「油断するな」

[メイン] 有澤 浩二 : いつものように一人で飯を食う。屋上は閉鎖されているので、屋上に続くこの階段は一人きりになるにはうってつけだった。
購買のサンドイッチを齧りながら、うんざりした様子でまたスマートフォンを手に取った。

[メイン] 有澤 浩二 : 「飯時なんだが」

[メイン] ウォッチャー : 「おいおい、俺と喋れてうれしい癖にさ! それよりよぉ、浩二、あれっきり接触のないあいつらはやっぱり怪しいとおもわねぇか?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……お前に勘付いて動きがとれなくなったとでも?」

[メイン] 有澤 浩二 : 筋は通る話だ。

[メイン] ウォッチャー : 「信用できる話だろ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「筋は通るってだけだ」

[メイン] ウォッチャー : 「十分じゃねぇか、他の連中の話はどれもこれもどこかはぐらかしてるような様子だっただろ? 俺と違ってさ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 確かに、ウォッチャーほど明快な会話はしない。どこか嘘くさい。

[メイン] ウォッチャー : 「お前は俺の言葉が心地いいはずだ。浩二、思い出せよ。お前は嘘偽りのない罵詈雑言の方が心地良いだろ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「程度によるだろ」

[メイン] ウォッチャー : 「だが、嘘よりはマシだ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] ウォッチャー : 「いいか、浩二、『組織』の連中はみんな嘘吐きだ。お前も世界も全部騙してんだ」

[メイン] ウォッチャー : 「誰も信用するな、俺だけが味方だ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「どうだかな」

[メイン] ウォッチャー : 「本音じゃわかってるはずだぜ、兄弟。お前は監視されてるし、それが仮に半信半疑だったとしてもだ」

[メイン] ウォッチャー : 「忍野とあの女の不自然な言動だけはタダの事実だ。お前に何かを隠してる」

[メイン] ウォッチャー : 「それは確信があるんじゃないか?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 確かに、少なくとも忍野とあの女が『何か知っている』のは間違いないだろうという確信はある。タイミングが良すぎた。

[メイン] 有澤 浩二 : ……やはり『組織』の手の者か?

[メイン] 有澤 浩二 : 浩二は不幸にも頭がキレる。『日常』の中にある奇妙な不自然さは常に感じ取っていた。
だからこそ……確信めいた予感だけはある。
ウォッチャーはきっと。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……まぁ、アンタは『嘘だけは言わない』からな」

[メイン] 有澤 浩二 : 有澤浩二に、嘘を吐かない。

[メイン] 有澤 浩二 :  

[メイン] 有澤 浩二 :  

[メイン] 有澤 浩二 :  

[メイン] 忍野メメ : シーン【着信アリ】シーンプレイヤー:忍野メメ 登場:任意

[メイン] ミスター・VTR : 63+1d10 登場/リザレクト (63+1D10) > 63+4[4] > 67

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 63 → 67

[メイン] 忍野メメ : 61+1d10 登場/リザレクト (61+1D10) > 61+1[1] > 62

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 61 → 62

[メイン] デモーニッシュ : 56+1d10 (56+1D10) > 56+3[3] > 59

[メイン] 紅美鈴 : 48+1d10 登場/リザレクト (48+1D10) > 48+10[10] > 58

[メイン] system : [ デモーニッシュ ] 侵蝕率 : 56 → 59

[メイン] メアリ : 53+1d10 登場/リザレクト (53+1D10) > 53+3[3] > 56

[メイン] system : [ メアリ ] 侵蝕率 : 53 → 56

[メイン] system : [ 紅美鈴 ] 浸蝕率 : 48 → 58

[メイン] 忍野メメ : ここにひょうきんな男がいる。
怪しげなアロハに燻んだ金髪。そして口元にたたえるのはいつも怪しげなニヤケヅラ

[メイン] 忍野メメ : そして……この男は、自分でも似合わないと思いながら一つの賭けに出る
メモを構えて、散々説明された手順を間違えぬように

[メイン] 忍野メメ : しかめっ面みたいなコインの投入口に、煩わしそうに硬貨を放り込み。
慎重にボタンを押し終わると……友人へと電話をかけた

[メイン] 有澤 浩二 : ほどなくして、電話に彼は出た。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……誰だ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 声は、硬かった。

[メイン] 忍野メメ : 「やあ、有澤君。僕だよ、君の友人さ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……今度はおっさんか」

[メイン] 有澤 浩二 : そう、どこか緊張したように呟く。

[メイン] 有澤 浩二 : 「まぁいいや、何の用だ?」

[メイン] 忍野メメ : 「友達と駄弁るのに用件を求めないでくれよ……なんて言うのもアリだけど、一応の理由があるんだ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 沈黙で先を促す。

[メイン] デモーニッシュ : 彼が電話に出る様子を影に【闇夜の鳥】で潜みつつ眺める、【プロファイリング】を挟んで

[メイン] 忍野メメ : 「──────携帯ってさ。持った方がいいと思うかい?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 一度、小さく苦笑してから。

[メイン] 有澤 浩二 : 「いや、まぁ、個人の好きでいいだろ。結構金かかるし」

[メイン] 忍野メメ : 「お金かぁ……それはいいんだけどさ。イマイチ信用ならないんだよ……特にあの………ほら、スマートパッドって奴」

[メイン] 有澤 浩二 : 「信用できないなら持たない方が良いとはおもうけど……なんか、利便性を上回る不都合でもあるのか?」

[メイン] 忍野メメ : 「不都合は無いかな……僕が気に入らないだけだよ。ほら、電源を切ると自分の顔が写ったりするし……カメラがついてるだろう?」

[メイン] 忍野メメ : 「……アレにさ、睨まれてる気分になるんだよ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……案外、繊細なんだな、おっさん」

[メイン] 忍野メメ : 「僕はシティボーイだからね。アリンコ一匹でも足元にいられると落ち着かないのさ」

[メイン] 忍野メメ : 「……まあ、携帯にも好きな所はあるんだけどね」

[メイン] 有澤 浩二 : 「へぇ、どんなところが? さっきから聞く限りだと、嫌いになる材料ばっかりだったと思うけど」

[メイン] 忍野メメ : 「簡単に音楽が聴けるところさ。着メロってのも愉快でいい」

[メイン] 忍野メメ : 「君はどんな曲にしてるんだい?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……サイレントかバイブレーションだよ、うるさいし」

[メイン] 忍野メメ : 「勿体無いなぁ……今度かける時に寂しい感じで出られても嫌だから、僕に似合う曲でも探しておいておくれよ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……わかったよ」

[メイン] 忍野メメ : 「近頃元気がないみたいだしね。少しはいい気分になるかもよ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : そこで、有澤はどこか逡巡するように間をおいてから。

[メイン] 有澤 浩二 : 「なぁ、おっさん……つまんねぇこと聞くんだけどさ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……なんか、俺に嘘吐いてないか?」

[メイン] 忍野メメ : 「僕の専門は仲介役さ。詐欺師じゃない。嘘はつかないよ」

[メイン] 忍野メメ : 「隠し事ならある。恥ずかしい秘密に、教えたくない秘密。それでも……僕は友人に喜んで嘘を吐くような真似はしない」

[メイン] 忍野メメ : 「口から嘘を吐いてそれを誤魔化すって事は……君への友情を虚ろにする事だからね」

[メイン] 有澤 浩二 : 5dx+4 (5DX10+4) > 10[6,7,8,8,10]+1[1]+4 > 15

[メイン] 有澤 浩二 : 知覚で目標15でデモーニッシュは判定

[メイン] 有澤 浩二 : リアクション扱いです

[メイン] デモーニッシュ : わお、無形は使えないか

[メイン] デモーニッシュ : 2dx+1>=15 (2DX10+1>=15) > 6[1,6]+1 > 7 > 失敗

[メイン] デモーニッシュ : 足りない!

[メイン] ミスター・VTR : 妖精使う?

[メイン] ミスター・VTR : まあ使うしかないか

[メイン] デモーニッシュ : 使えるなら使っておきたいですが、回数はどんなもんで?

[メイン] ミスター・VTR : Lv2

[メイン] ミスター・VTR : 輪っかあるから判定自体は通るかな

[メイン] デモーニッシュ : …お言葉に甘えさせてもらいましょう、今回だとどう言う振り直し方になりますかね

[メイン] 有澤 浩二 : 1dx+11ですね

[メイン] ミスター・VTR : 《妖精の手》

[メイン] デモーニッシュ : 把握です!

[メイン] デモーニッシュ : 1dx+11 (1DX10+11) > 5[5]+11 > 16

[メイン] デモーニッシュ : ギリギリ!

[メイン] 有澤 浩二 : では

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 「おっさん、誰にでも都合があるのは俺にもわかるし……アンタはまぁなんつーか」

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 67 → 71

[メイン] 有澤 浩二 : 「胡散臭いし、よくわかんないし、大人としてあんな廃墟住んでるくせに金あるって何それって感じで正直全然信用できないけど」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……まぁ、悪い人とは俺もおもってねぇよ」

[メイン] 忍野メメ : 「ハハハ、そういってもらえると嬉しいよ」

[メイン] 忍野メメ : 「で、どうしたんだい?ツンデレの有澤くんが急にそんな事を言い出すなんて」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……別に、色々思うところあるだけだよ。なんか、見え透いた嘘吐かれたりするのに疲れただけだ」

[メイン] 有澤 浩二 : 有澤浩二はどうしても、『おべっか』の類いから逃れられない境遇にある。特に教師からは露骨に腫物扱いだ。優秀な頭脳を持ち、下手をすれば教師よりも勉強が出来る。そういう症状に発症しているせいで。

[メイン] 有澤 浩二 : だからこそ、彼は孤独だった。優しい嘘が彼を取り巻いている。

[メイン] 有澤 浩二 : ……だが、虚飾と分かった上でそれを「君の為」と言外に言いながら振り回されるのは、居心地が悪かった。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……おっさん、ガキみたいなこと言うけどさ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「なんつーか……その、嘘はやめてくれよな」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 電話口の向こうで、苛立たし気に舌打ちしてから。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……いや、忘れてくれ、ちょっと意味不明過ぎる台詞だった。ごめん」

[メイン] 忍野メメ : 「そうかい?確かにガキっぽいセリフだったけど……友達に嘘をつかれたくない。なんてのは当然の考えじゃないかな?」

[メイン] 忍野メメ : 「僕だってそう思うさ。君だってそう思ってる。だから正直に言ってくれたんだろう?」

[メイン] 忍野メメ : 「それだけで、僕は嬉しいよ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……なら、助かったよ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「悪い、長話しすぎた。切るよ。そっち公衆電話でしょ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「構ってくれてありがとね、そんじゃ」

[メイン] 有澤 浩二 : そういって、有澤は手早く電話を切った。

[メイン] 忍野メメ : 「……遠慮されちゃったなぁ」
頭を掻きながら、吐き出された釣り銭を拾って公衆電話から出た

[メイン] ミスター・VTR : 「どうだった?」

[メイン] 忍野メメ : 「ん?少し元気になったみたいだよ」

[メイン] ミスター・VTR : 「よかったね」

[メイン] 紅美鈴 : 「良かったじゃないですか~」

[メイン] メアリ : 「……ええ、良かったです」

[メイン] 紅美鈴 : 「問題はあちらですね~…」学校のほうをちらりと見て

[メイン] 忍野メメ : 「ああ、よかったよ」
そういうと……煙草のように見える巻物に火をつける

[メイン] ミスター・VTR : 「バレそうだったから《妖精の手》を切っておいた…良かったな」

[メイン] メアリ : 「……流石、アクシズ」

[メイン] 紅美鈴 : 「後で感謝の言葉でももらっておきましょうね」

[メイン] 忍野メメ : 「さてと……じゃあ悪魔のお嬢ちゃんを待とうか。労ってあげないと」

[メイン] ミスター・VTR : 「わかった」

[メイン] 紅美鈴 :

[メイン] デモーニッシュ : 不意に背後の影からするりと現れる

[メイン] デモーニッシュ : 「はーっ…助かりましたよ、VTRさん」
汗を拭いつつ

[メイン] ミスター・VTR : 「向こうが冴えてたから仕方なかったっ」

[メイン] 紅美鈴 : 「それで、どうでした?」

[メイン] 忍野メメ : 「いやぁ、難しい役目押し付けてごめんね。はいコレ」お釣りで買ってきたラムネを頬に押し付ける

[メイン] メアリ : 「わっ、……ええと、お疲れ様です」
影より現れた彼女を見つつ。

[メイン] デモーニッシュ : 「よもや影の中まで気配を巡らされるとは思いませんでしたが…っと」

[メイン] ミスター・VTR : 「オレさまにもラムネくれ」

[メイン] デモーニッシュ : 「…頂きましょう、それで結果ですが」
ポンっと蓋を開けながらこの目で見た彼の心境を共有する

[メイン] ミスター・VTR : 「へ〜!」

[メイン] 忍野メメ : 「……まあ、そんな境遇なんだよね。」

[メイン] メアリ : 「……なるほど」

[メイン] 紅美鈴 : 「なるほど~」

[メイン] ミスター・VTR : 「エキストラって割には大分気づいちゃってるな」

[メイン] 紅美鈴 : 「そういう要因があったのかもしれませんね」

[メイン] デモーニッシュ : 「んく、んく…っふぅ…ええ、中々困った状態です」
ラムネを喉に流し込みつつ

[メイン] 忍野メメ : 「だねぇ」

[メイン] ミスター・VTR : 「仮に記憶を消しても後から気づいちゃうなら一般人を対処するより面倒だな マリポーサさま」

[メイン] ミスター・VTR : 「気づかないレベルまで記憶を弄ると人格に影響出るかもしれないしなァ…」

[メイン] 忍野メメ : 「……それは、僕としてもかなり困るね」

[メイン] メアリ : 「……彼がノイマンであるが故、そして"ウォッチャー"なる者が彼に唆すから」

[メイン] 紅美鈴 : 「ただあんまりのんびりしている時間もないのでどう対応していくかはもう少し情報を調べてからでもよさそうです」

[メイン] ミスター・VTR : 「記憶を弄るのは奥の手だから慎重にやるぞ
来い」

[メイン] デモーニッシュ : 「情報を洗った上で手を探るしかないですね」
空になったラムネの瓶を影の中に仕舞いつつ

[メイン] メアリ : 「ええ」

[メイン] ミスター・VTR : 「それじゃ情報調べるか」

[メイン] 紅美鈴 : 「可能性は頭に入れつつ慎重に対処していきましょう」

[メイン] 忍野メメ : 「そうだね……じゃあ、頑張ろうか」
身体を伸ばしながら同意する

[メイン] ミスター・VTR : オレさまはウォッチャーの正体を調べるかな

[メイン] ミスター・VTR : 《コンセイトレイト》《無形の影》を使う
来い

[メイン] 忍野メメ : 僕は部隊規模に行こうかな

[メイン] GM : どうぞどうぞ

[メイン] ミスター・VTR : 忍野が調べたらやる
正体でトリガー挟まったらアレだし

[メイン] 忍野メメ : 6dx+3 (6DX10+3) > 10[1,1,2,4,7,10]+2[2]+3 > 15

[メイン] ミスター・VTR : 今回+5補正もあるみたいだから財産P使えば成功か?

[メイン] 忍野メメ : +5の修正をもらおうかな?

[メイン] GM : 「今回動いているFHの部隊規模について」
既に一個小隊が動いており、情報戦でもUGNとの水面下での攻防を始めている。
指揮を執っているFHエージェントがいるようだ。
そのエージェントは有澤浩二の事を知りたがっている。
個人的な動機で動いているようで、強いて言うならその指揮官は「好奇心」で動いている。
利害で説得できる相手ではなさそうだ。

[メイン] GM :  

[メイン] ミスター・VTR : 🌈財産いらなかったww🌈

[メイン] 忍野メメ : 🌈

[メイン] 忍野メメ : 「……好奇心かぁ、僕が言えた事じゃないかも知れないけれど……それで僕の友人に迷惑をかけないでほしいな」

[メイン] ミスター・VTR : 「それはそう」

[メイン] デモーニッシュ : 「面倒な手合いだ…」

[メイン] ミスター・VTR : 「説得が出来ないのはキツイな マリポーサさま」

[メイン] メアリ : 「……利害では説得できない、か」

[メイン] 紅美鈴 : 「最悪のシナリオも覚悟しておいた方がよさそうですね~」

[メイン] ミスター・VTR : 「利害以外では何とかなるかもしれない…ってコト!?」

[メイン] メアリ : 「けれど、好奇心を満たすとなると。……その手段はきっと」

[メイン] デモーニッシュ : 「…他の情報も」

[メイン] メアリ : 「……ええ。そうはならないように」

[メイン] 紅美鈴 : 「ピースを揃えましょうか」

[メイン] ミスター・VTR : 「まあ時間も時間なので報酬は貰っとくか」

[メイン] 忍野メメ : 「……じゃ頼んだよ」

[メイン] ミスター・VTR : (4+1)dx7+5>=25 《コンセ》《無形の影》 (5DX7+5>=25) > 10[3,6,6,8,10]+4[2,4]+5 > 19 > 失敗

[メイン] ミスター・VTR : 財産Pを6使う

[情報] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 71 → 77

[情報] system : [ ミスター・VTR ] 財産P : 51 → 45

[メイン] GM : ●ウォッチャーの正体について 
そんなエージェントは現在存在していない。
三年前の事件で既に死亡している。
UGN側への情報漏洩を恐れてか、彼の死は隠されていた。
ともかくとして、既に死んでいる以上、今回の事件には一切関わっていない。
無論、他に有澤浩二に接触しているFHエージェントも当然一人もいない。
FHはいまだ、有澤浩二というオーヴァードの存在にそもそも気付いていないのだから。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 『マスターシーン 「誰もお前を理解しない」

[メイン] 有澤 浩二 : 公衆電話での会話を終えたあと、一人で路地裏にいた浩二は……また、忌々し気にスマートフォンを手に取った。

[メイン] 有澤 浩二 : 「いい加減にしてくれ」

[メイン] ウォッチャー : 「まぁいいじゃねぇか、俺ほどお前を『構ってる奴』なんてそういないぜ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「頼んでない」

[メイン] ウォッチャー : 「頼まれなくても俺はいくらでもお前に協力するさ、浩二、俺はお前のファンなのさ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「つまらないおべっかを……」

[メイン] ウォッチャー : 「俺が言うと思うか?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] ウォッチャー : 「なぁ、浩二。嘘は言われてない。そうだったな?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……多分な」

[メイン] ウォッチャー : 「でも、それって、『本当の事を言ってないだけ』なんじゃねぇのか?」

[メイン] 有澤 浩二 : まぁ、それはそうだろう。だが、だからなんだ。

[メイン] 有澤 浩二 : 言いづらい事なんて誰にでもある。

[メイン] ウォッチャー : 「それは嘘と何が違う? 聞かれないから答えない? 嘘は言わないが本当のことは言わない。それってよぉ……」

[メイン] ウォッチャー : 「詐欺師の常套手段だぜ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「うるさい」

[メイン] ウォッチャー : 「わかってんだろ、目を背けるなよ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「うるさいっつってんだろ!!」

[メイン] ウォッチャー : 「おいおい、浩二ィ、らしくないぜ?」

[メイン] ウォッチャー : ウォッチャーは低く笑って。

[メイン] ウォッチャー : 「『自分に嘘を吐くなよ』」

[メイン] ウォッチャー : 「なぁ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……!」

[メイン] 有澤 浩二 : 痛い所をつきやがる、ああ、そうさ、わかってる。忍野のおっさんだって何も信用できない。それでも。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……信じたいって思うのは悪い事かよ」

[メイン] ウォッチャー : 「いいや、そんなことはねぇさ。でもよぉ」

[メイン] ウォッチャー : 「それで痛い目みるのはお前だろ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] ウォッチャー : 「本音で言ってみろよ。信じたい? そいつは『嘘』だろう?」

[メイン] ウォッチャー : 「本当は?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……疑う材料を減らしたい」

[メイン] ウォッチャー : 薄く、ウォッチャーは笑って。

[メイン] ウォッチャー : 「そう、それでいい。お前は結局『好奇心』で動いてるのさ」

[メイン] ウォッチャー : 「浩二。こんな世界の嘘なんて暴いちまおうぜ」

[メイン] ウォッチャー : 「俺はそのためなら……助力はおしまないぜ?」

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] GM : 「有澤浩二の正体について」 知覚:15 知識(心理):15 当人と対面した上での交渉:8

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] メアリ : 〇Scene『廃墟にて』登場:任意

[メイン] メアリ : 56+1d10 登場/リザレクト (56+1D10) > 56+10[10] > 66

[メイン] ミスター・VTR : 77+1d10 登場/リザレクト (77+1D10) > 77+9[9] > 86

[メイン] system : [ メアリ ] 侵蝕率 : 56 → 66

[メイン] system : [ メアリ ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 77 → 86

[メイン] 紅美鈴 : 58+1d10 登場/リザレクト (58+1D10) > 58+3[3] > 61

[メイン] system : [ 紅美鈴 ] 浸蝕率 : 58 → 61

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率B : 1 → 2

[メイン] system : [ 紅美鈴 ] 浸蝕率B : 0 → 1

[メイン] デモーニッシュ : 59+1d10 (59+1D10) > 59+9[9] > 68

[メイン] system : [ デモーニッシュ ] 侵蝕率 : 59 → 68

[メイン] system : [ デモーニッシュ ] 侵食率B : 0 → 1

[メイン] 忍野メメ : 62+1d10 登場/リザレクト (62+1D10) > 62+4[4] > 66

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 62 → 66

[メイン] ミスター・VTR : 廃墟の特徴とかあるなら教えてくれ(^^)

[メイン] メアリ : 立てた身ではなんですが廃墟の描写は任せます!

[メイン] ミスター・VTR : 忍野しか知らないしなァ…
原作要素っぽいし

[メイン] 忍野メメ : 勉強机が積み上がっていたり、巨大な木が生えていたりと。特徴的はあるけれど……単なる廃墟だね

[メイン] 紅美鈴 : 単なる…?

[メイン] ミスター・VTR : 「何でこんなとこ住んでんの?」

[メイン] 忍野メメ : 「立地が良かったのさ」

[メイン] ミスター・VTR : 「へ〜!」

[メイン] ミスター・VTR : 「コンビニが近いとか?」

[メイン] 紅美鈴 : 「コンビニ資本主義ですか?」

[メイン] デモーニッシュ : 「そりゃまあ」

[メイン] メアリ : 「……だからと言って、この有様は」

[メイン] メアリ : 雑多に並べられた学習机、床より生えた木々。
廃墟だなんて言葉は生温く、まるで廃棄された空地のような。

[メイン] ミスター・VTR : 「まあでも結構オシャレだろ」

[メイン] メアリ : その机、ひとつに座り。暫しの時間を待つ。

[メイン] メアリ : 「……そう、なのかな」

[メイン] 紅美鈴 : 「机並べればいいですかね~?」

[メイン] ミスター・VTR : 「普通の廃墟よりはオシャレ」

[メイン] デモーニッシュ : 「それよりも、話すべきことがあるのでは?」
壁に体を預けつつ

[メイン] 忍野メメ : 「所謂作戦会議だね」

[メイン] メアリ : 「……ええ、これからの方針、ですね」

[メイン] ミスター・VTR : 「有澤については忍野は何とか出来そう?」

[メイン] 忍野メメ : 「真っ正面から話し合う必要はありそうだけどね」

[メイン] ミスター・VTR : 「それはそう」

[メイン] ミスター・VTR : 「全てを隠し通して万事解決はちょっとキツいからな」

[メイン] デモーニッシュ : 「とはいえ、踏み込み過ぎるのもリスキーに思えるのがなんとも」

[メイン] メアリ : 「……既に、FHの小隊は動いていて。
しかも、"ウォッチャー"。これがまた、厄介そうな」

[メイン] ミスター・VTR : 「それはそうなんだが結局ウォッチャーがいる限り時間の問題なんだよな」

[メイン] 紅美鈴 : 「情報がないのはそれだけで脅威ですからね~」

[メイン] メアリ : 「……どう思い付いても、場当たり的な解決ばかり」

[メイン] 忍野メメ : 「そうだね、僕達はイマイチな所で答えに手が届いてない」

[メイン] ミスター・VTR : 「知りたいならインスピやメアリのシーカーがある」

[メイン] メアリ : 「だからこそ、根本を見つめる為に踏み込むか。……それとも」

[メイン] ミスター・VTR : 「ただ結局有澤については忍野が友達としてどうしたいかだと思ってんすがね…」

[メイン] 紅美鈴 : 「リスクを回避するか」

[メイン] メアリ : こくりと、頷く。

[メイン] ミスター・VTR : 「バックアップはなるたけするが有澤の理解者になれるのはこの中じゃ忍野が適任だしなァ…」

[メイン] 忍野メメ : 「友達だしね」

[メイン] ミスター・VTR : 「友達でいることは譲れないだろうしそれを貫くためならオレさまは何も言わんぞ」

[メイン] メアリ : 「……ええ、大切なご友人なら。
忍野さんの意見は尊重したいです」

[メイン] 紅美鈴 : 「私としては有澤さんに踏み込むことよりも他のことを考えたいという気持ちが強いです」

[メイン] メアリ : 「……それは?」

[メイン] 紅美鈴 : 「有澤さんの事情は忍野さんでしか解決できない状況が多すぎます。もし具体的なことを言われても私たちに場当たり的な肯定を返す以外にすることができるでしょうか?」

[メイン] ミスター・VTR : 「オレさまは有澤には会う予定ないしなァ…」

[メイン] 忍野メメ : 「そうだね、僕以外に彼と親しかった人間はいないから……必然的に偏りが出てくる」

[メイン] メアリ : 「……忍野さんが、"彼"へ肩入れし過ぎると」

[メイン] 紅美鈴 : 「特に時間は有限ではありません、私たちはチームとしてFHが動いているのを加味しながらこの事態を最小限に食い止める方法を考える方が優先なのではないでしょうか」

[メイン] ミスター・VTR : 「それはそう」

[メイン] 紅美鈴 : 「有澤さんの処遇はその流れでの過程にしか過ぎないと私は思います。忍野さんはもちろん違う考えでしょうが」

[メイン] ミスター・VTR : 「FHから何とかしたい…ってコト!?」

[メイン] 忍野メメ : 「最小限か……それは僕も考えてるけれど……そのためにも有澤くんの協力が必要だとも思ってるよ」

[メイン] メアリ : 「確かに、それもまた理解できます。
……ええ、どうやら、別個の問題として見る事はできなさそうですから」

[メイン] ミスター・VTR : 「FHは好奇心で動いてるからやろうと思えば諜報員の力で情報捏造して関心を失わせることは恐らく出来るな」

[メイン] ミスター・VTR : 「関心を失くせば戦いにはならない」

[メイン] ミスター・VTR : 「ただ有澤に諜報員を使うかも考えてるからそこが悩みどころだな マリポーサさま」

[メイン] メアリ : 「好奇心を、情報だけで満足すると思いますか?
……FHならきっと、その先。彼自身に興味があるなら、彼自身を」

[メイン] 忍野メメ : 「……そう動くだろうね。」

[メイン] ミスター・VTR : 「ミリオネアを乗せるからまあ何とかなるかなとは思ってんすがね…」

[メイン] ミスター・VTR : 「まあそれはそれとしてオレさまは有澤が何とかなったの確認出来たら諜報員遠慮なくFH使えるからそっち先のが都合いいな」

[メイン] 忍野メメ : 「さて……他のみんなはどうかな?」

[メイン] メアリ : 「……だから、恐らく。
FHが何の興味があって"彼"に好奇心を抱いているか」

[メイン] 紅美鈴 : 「何とかなるとはどういう場合を想定しているのでしょうか?」

[メイン] メアリ : 「……それを、あたし達は知らないと、きっと同じ土俵には立てない」

[メイン] ミスター・VTR : 「その辺はインスピやシーカーあるしなァ…
最悪戦闘回避の方法上手く閃く」

[メイン] 紅美鈴 : 「一応最悪の手段は想定してほしいです、その上でFHとの直接対決が避けられるような延長線上にあるならばですが」

[メイン] ミスター・VTR : 「どうしても駄目な場合は戦闘にならざるを得ないから戦場を選ぶ必要はあるな」

[メイン] 紅美鈴 : 「情報を知るのは最優先事項ですから得るのは当然ですが、その情報を得た場合に私たちの取れる択は大きく狭まるような予感がします」

[メイン] メアリ : 「……」
彼女の言葉に沈黙する。そう、この予感の延長にあるものは。

[メイン] デモーニッシュ : 「…もしも、かぁ」

[メイン] ミスター・VTR : 「でもなァ…情報得ないわけにはいかないもんな マリポーサさま」

[メイン] メアリ : その先が、望まざる事実だったとしても。
この先に、望まざる結末だったとしても。

[メイン] メアリ : 「……そうですね。情報は、得ないと」

[メイン] ミスター・VTR : 「一応先に有澤の正体調べるってこと自体に異論ある人はいないってことでいースか?師匠」

[メイン] 忍野メメ : 「僕はないよ」

[メイン] メアリ : 「あたしもありません」

[メイン] ミスター・VTR : 「方法はともかく」

[メイン] ミスター・VTR : 「対面して交渉するか否かって問題なら慎重に考えた方がいいってのはわかる」

[メイン] 忍野メメ : 「コレに関しては彼の友人としての僕のエゴの部分もあるからね」

[メイン] ミスター・VTR : 「それはそう」

[メイン] ミスター・VTR : 「オレさま的にはむしろ任せて申し訳ないんだがな」

[メイン] 忍野メメ : 「そうかい?寧ろVTRくんには結構助けてもらったって思ってるけれど」

[メイン] ミスター・VTR : 「言うほど大したことはしてないだろ」

[メイン] 忍野メメ : 「情報収集に悪魔のお嬢ちゃんのサポート……大した事っていうのには充分だと思うけどね」

[メイン] ミスター・VTR : 「まあそれぐらいは真面目にやらないと後で後悔しそうだからね」

[メイン] ミスター・VTR : 「他の人は有澤の正体探るならどういう方法がいいかとか意見あるか教えろ」

[メイン] レインコール : 通信端末が鳴る、レインコールからだ。

[メイン] ミスター・VTR : 出るか

[メイン] ミスター・VTR : 「忙しかったから電話出来ないと思ってたんすがね…」

[メイン] レインコール : 「悪いね、まさに大忙しだ。申し訳ないけどFHの戦闘部隊に対する戦闘プランを立てたい」

[メイン] ミスター・VTR : 「へ〜!」

[メイン] レインコール : 「支部の人員だけじゃあ手に余る。とはいえ、有澤浩二もフリーにはできない」

[メイン] レインコール : 「何人かこっちに寄越してくれないか」

[メイン] ミスター・VTR : 「もしもの時に備えて何人か寄越すのはいいけどそれはそれとして戦闘回避出来そうか試してもいい?」

[メイン] 紅美鈴 : 「忍野さんとインスピ要員は残ったほうがいいかもしれないですね」

[メイン] レインコール : 「それは勿論だ、戦わずに済むならそれに越したことはない」

[メイン] 忍野メメ : 「それはそうだろうね」

[メイン] メアリ : 「……ええ、そうですね」

[メイン] ミスター・VTR : 「FHは現状好奇心で動いてるから諜報員の力で有澤に興味を失くさせるような情報を捏造すれば何とかなるんじゃないかと考えてるんだよな」

[メイン] ミスター・VTR : 「向こうの情報自体は歯抜けなので捏造する余地ありそうだろ」

[メイン] ミスター・VTR : 「と思ってるけど今のままじゃ問題点あるなら教えてくれ(^^)」

[メイン] 忍野メメ : 「僕からは特にないよ」

[メイン] 紅美鈴 : 「諜報員の力がどれくらい働くかが分からないので何とも言えないですね」

[メイン] 紅美鈴 : 「自信があるならそれでいいと思いますが」

[メイン] レインコール : 「じゃあ、急ぎで頼むよ」

[メイン] レインコール : そういって、通話は途切れた。

[メイン] ミスター・VTR : 「切れちゃった」

[メイン] 忍野メメ : 「……作戦会議は終わりかな?」

[メイン] メアリ : 「……ですね。あたし達の方針も粗方」

[メイン] ミスター・VTR : 「有澤に関しては忍野が直接会って交渉でも文句はないな」

[メイン] 紅美鈴 : 「あまり時間が取れませんでしたが、それでもやれるだけのことをやっていきましょう」

[メイン] ミスター・VTR : 「ああ。」

[メイン] メアリ : 「わかりました」

[メイン] ミスター・VTR : 「とりあえずもしもの為に戦闘人員は送らなきゃいけないな」

[メイン] 忍野メメ : 「ああ、頑張ってみるよ」

[メイン] ミスター・VTR : 「戦闘行けそうなのは紅とデモーニッシュでいいんだっけ?」

[メイン] 紅美鈴 : 「まあ…そっちの方が役に立ちそうですかね?」

[メイン] メアリ : 「……お願いします。万が一の、為に」

[メイン] ミスター・VTR : 「メアリはシーカーあるから何か知りたいときに頼みたい」

[メイン] メアリ : 「判りました」

[メイン] 忍野メメ : 「悪魔のお嬢ちゃんはどうするんだい?」

[メイン] レインコール :  

[メイン] レインコール :  

[メイン] レインコール :  

[メイン] レインコール : trigger 「戦闘プラン」 登場任意 

[メイン] 紅美鈴 : 61+1d10 登場/リザレクト (61+1D10) > 61+3[3] > 64

[雑談] system : [ 紅美鈴 ] 浸蝕率 : 61 → 64

[メイン] ミスター・VTR : 86+1d10 登場/リザレクト (86+1D10) > 86+3[3] > 89

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 86 → 89

[メイン] メアリ : 66+1d10 登場/リザレクト (66+1D10) > 66+9[9] > 75

[メイン] system : [ メアリ ] 侵蝕率 : 66 → 75

[メイン] レインコール : 車を回してきたレインコールが、一同を乗せて国道を走る。

[メイン] レインコール : 「悪いね、腰を据えてる時間も惜しい」

[メイン] メアリ : 「……事態はそこまで緊迫してるんですね」

[メイン] ミスター・VTR : 「悪いニュースがあります」

[メイン] 紅美鈴 : 「なんでしょう」

[メイン] レインコール : 「聞こうか」

[メイン] メアリ : 「なんですか?」

[メイン] ミスター・VTR : 「デモーニッシュが…意識を失った!」

[メイン] 紅美鈴 : 「🌈」

[メイン] メアリ : 「🌈」

[メイン] ミスター・VTR : 「何か動かなくなりました」

[メイン] レインコール : 「まぁ極度の緊張かもね」

[メイン] ミスター・VTR : 「なので真面目に戦闘はキツくなったな マリポーサさま」

[メイン] 紅美鈴 : 「まあ相手にはそれを悟られないように動きましょう」

[メイン] メアリ : 「……戦闘の得意な彼女が倒れたとなると、取るべき手段は」

[メイン] レインコール : 「そういうことだ、敵は待ってはくれない。なので最悪の事態は想定して動く」

[メイン] メアリ : 「……その最悪にならないよう、尽力しないと」

[メイン] ミスター・VTR : 「オレさまの諜報員で食い止められたらいいがな」

[メイン] 紅美鈴 : 「ですね」

[メイン] レインコール : 「手短に言うが、有澤浩二に関しては俺はもう諦めたほうが良いと思っている」

[メイン] ミスター・VTR : 「というと?」

[メイン] メアリ : 思索の果てで行きついた答え、そのひとつ。
けれども、こう、他人から直に聞くとまた。

[メイン] レインコール : 「彼は理由はどうあれもう監視の存在をほぼ確信している。ウォッチャーも具体的な正体は不明なままだが、君達のあつめた情報から推察するに……かなり有澤浩二に恣意的な誘導をしている『何か』であることは間違いなさそうだ」

[メイン] ミスター・VTR : 「オレさまは不当なアクシズ
正直ずっと『エキストラ』のままは無理があるとは思ってた」

[メイン] 紅美鈴 : 「それはそう」

[メイン] メアリ : 「それはそう。……もう、彼は"端役"じゃない」

[メイン] メアリ : 「……この渦中の、きっと中心なのだから」

[メイン] レインコール : 「彼の覚醒を押し留めることは不可能ではないだろうが、現実的とは言い難い」

[メイン] ミスター・VTR : 「だからそこは仕方ねェ」

[メイン] ミスター・VTR : 「そこから最悪のケースに至らないかは忍野の任せるしかないな」

[メイン] 紅美鈴 : 「ええ。後は…この事態にどう対処するか」

[メイン] 紅美鈴 : 「忍野さんを信じるしかないですね」

[メイン] メアリ : 「……ですね」

[メイン] ミスター・VTR : 「FHの対処が間に合うなら後から手助け出来るかもしれないが…」

[メイン] レインコール : へらへらと笑う。

[メイン] レインコール : 「俺はそうは思っていない」

[メイン] ミスター・VTR : 「!」

[メイン] 紅美鈴 : 「…というと?」

[メイン] メアリ : 「!」

[メイン] レインコール : 「彼が100点満点を叩き出せなければ恐らく犠牲者が出る」

[メイン] 紅美鈴 : 「……」

[メイン] レインコール : 「彼の頑張りは信じたいところだが、それだけを信じて行動するのはもうただの博打だ」

[メイン] レインコール : 「汚れ役が必要になる」

[メイン] 紅美鈴 : 「ただ、責任を押し付けてるだけ…ですね」

[メイン] ミスター・VTR : 「それはそう」

[メイン] メアリ : 「……ですね」

[メイン] レインコール : 「そうだ。だから、最悪の場合は有澤浩二を躊躇いなく処分できるエージェントが必要だ」

[メイン] レインコール : 「俺の言いたいことがわかるかな?」

[メイン] ミスター・VTR : 「手助けについても具体的な案は思いついてないからな」

[メイン] 紅美鈴 : 「よくわかりました」

[メイン] メアリ : 「……同程度の責任を、あたし達も負わないといけない」

[メイン] レインコール : 「なら助かる。じゃあ」

[メイン] ミスター・VTR : 「ギン・ワカッタ」

[メイン] レインコール : 気安く、それこそへらへらと笑いながら。

[メイン] メアリ : 「……その時は」
その先は、喉につっかえて出なかった。

[メイン] レインコール : 「紅さんやってくれない?」

[メイン] ミスター・VTR : 「ただその上で100点出せば希望あるんならやるだけやればいい」

[メイン] 紅美鈴 : 「…なるほど?」

[メイン] レインコール : まるで、コンビニへのお使いでも頼むかのように、レインコールはそう言った。

[メイン] 紅美鈴 : 半眼で答える。

[メイン] レインコール : 「この3人を集めた理由は簡単なんだ」

[メイン] レインコール : 「これは正直に、嘘偽りなく答えて欲しいんだけどさ」

[メイン] レインコール : 「彼死んだところで『ロイス』に疵はつかないでしょ、君達」

[メイン] ミスター・VTR : 「わかった」

[メイン] 紅美鈴 : 「ええ」

[メイン] ミスター・VTR : 「それはそう」

[メイン] メアリ : 「…………」
沈黙。同意を意味するもの。

[メイン] レインコール : 「忍野さんとデモーニッシュさんは違う」

[メイン] ミスター・VTR : 「でも死んだら後味悪いしなァ…」

[メイン] レインコール : 「彼に立場が近すぎる、『日常』に近い」

[メイン] メアリ : 「……あたし達はまだ、遠い」

[メイン] レインコール : 「二人とも諦めるところまではしてくれると俺も期待しているが」

[メイン] 紅美鈴 : 「心に傷は残るかもしれませんが、ジャーム化する理由にはなりません」

[メイン] レインコール : 「そう、君達はそうだろう」

[メイン] レインコール : 「……でも彼等が有澤浩二をその手にかけたらどうだろう?」

[メイン] 紅美鈴 : 「…最悪の事態を、想定するならば」

[メイン] メアリ : 「…………『ロイス』を失う事になる」

[メイン] レインコール : 「それどころか土壇場で躊躇う可能性もないとは俺は思えない」

[メイン] ミスター・VTR : 「始末役を紅に任せるのは異論ないな」

[メイン] ミスター・VTR : 「最悪のケースになるんならオレさまが悪いわな
そこは飲むしかねェ」

[メイン] メアリ : 土壇場、理解している。理屈は判る。
だからこそ脳裏で忌避して、肯定なんてしたくないのに。

[メイン] メアリ : ──あたしはただ、無言の、残酷な肯定を守る事しかできない。

[メイン] レインコール : 「忍野さんやデモーリッシュさんの立場を考えればハッキリ言って仕方ない事だ」

[メイン] レインコール : 「俺も同じ立場だったら躊躇うかもしれない」

[メイン] 紅美鈴 : 「……そこはお願いします、としか言えませんね」

[メイン] 紅美鈴 : 「誰かが覚悟はしなければなりません」

[メイン] ミスター・VTR : 「出来るだけ始末しなくて済むようにこっちが手助けに行くためにFHにケリつけないとな」

[メイン] レインコール : 「助かるよ、この話は立場の違いの話でしかない」

[メイン] メアリ : 覚悟と赤髪の彼女は言った。
ああ、そうか。覚悟、まだできてないんだ、あたし。

[メイン] レインコール : 「君達が忍野さんやデモーリッシュさんと立場が違うから頼んでるだけだ」

[メイン] ミスター・VTR : 「ただしオレさまは戦闘能力ないから始末役の後釜には紅が就く…良かったな」

[メイン] 紅美鈴 : 「まあ私もトドメしか刺せませんけどね」

[メイン] メアリ : 「……お願い、します」
掠れた声、絞り出して。

[メイン] 紅美鈴 : 「東方の3面ボスくらいの強さしかないですから」

[メイン] レインコール : 「十分だ、期待してるよ。まぁ、そうならないのが一番だけど」

[メイン] レインコール : 「いつでもハッピーエンドってわけにはいかないのがこの世界だ」

[メイン] ミスター・VTR : 「それはそう」

[メイン] レインコール : 「順番が違うだけさ」

[メイン] レインコール : 「俺も君達の身内が『そうなった時』にこんな話はしないだろう」

[メイン] レインコール : 「だが、今回は……そうじゃない。だから、こうして君達に汚れ役の順番を渡している」

[メイン] レインコール : 「申し訳ないけどね」

[メイン] 紅美鈴 : 「まあ…仕事ですから」

[メイン] ミスター・VTR : 「いいよ〜!」

[メイン] ミスター・VTR : 「始末については話は纏まったか?」

[メイン] レインコール : 「メアリ君もいいかな?」

[メイン] メアリ : 遠い。今だ遠い。
"彼"に付く二人の『日常』も。"彼女"のその『覚悟』も。

[メイン] 紅美鈴 : 「私は異存ありません」

[メイン] メアリ : 「…………はい」

[メイン] レインコール : 「ならいい。ただ、出来ればだけど」

[メイン] レインコール : 「身内がそうなった時の事も想定する足しにしてくれると嬉しい」

[メイン] ミスター・VTR : 「オレさまの身内は設定されてないのでいない」

[メイン] レインコール : 「今回は幸い人がかき集められたから『遠い場所にいる人員』に負担をわけることができているが……」

[メイン] 紅美鈴 : 「きっと、誰かが私の役目をしてくれることでしょう」

[メイン] レインコール : 「ははは、でもね、その場に自分しかいなければそうはいかなくなる」

[メイン] 紅美鈴 : 紅と白、黒と黄を思い浮かべながら。

[メイン] メアリ : 「……わかりました。しっかりと、覚えておきます」

[メイン] 紅美鈴 : 「そうですね、例えそれが自分だったとしても」

[メイン] レインコール : 「そういうことだ。まぁ、これはとある男の話なんだが」

[メイン] レインコール : 「そいつは初恋の相手を撃ち殺す羽目になった」

[メイン] ミスター・VTR : 「悲しいだろ」

[メイン] レインコール : 「そいつは覚悟が半端だったせいで躊躇って、侵蝕率が危険域に達して……症状が悪化して、今は現場から離れた場所に配置されてる」

[メイン] ミスター・VTR : 「へ〜!」

[メイン] メアリ : 「……なるほど」

[メイン] レインコール : 「お陰で今じゃ知人の形見のヘッドフォンを肌身離さずつけてなきゃ基礎侵蝕率も安定しなくなった」

[メイン] レインコール : 「『そういう順番』がくるかもしれない。誰もにだ」

[メイン] ミスター・VTR : 「思い出の一品で確定」

[メイン] 紅美鈴 : 「ある意味、こういうのも日常なのかもしれません」

[メイン] 紅美鈴 : 「辛い現実だけども、それをこれ以上悪くしないように、誰かに押し付けないようにやれるべきことをやる」

[メイン] レインコール : 「分かってくれればいいんだ。今回は遠ざけることが出来る……悪い言葉で敢えて露悪的にいうなら」

[メイン] レインコール : 「他人事にできる」

[メイン] レインコール : 「幸運なことだ、でも幸運は常に続くわけじゃない」

[メイン] メアリ : 「……いつか、その『順番』が来るとも」

[メイン] レインコール : 「ああ、忍野さんとデモーリッシュさんは『そう』だった」

[メイン] メアリ : 「……それが、あたし達の、日常」

[メイン] 紅美鈴 : 「祖国に、株を守りて兎を待つという故事成語があります」

[メイン] メアリ : あたし達、だなんて。
そこにあたしはまだ居ないというのに。

[メイン] ミスター・VTR : 「しかしねぇ…オレさまはそんな深く考えたことはないのだから…」

[メイン] 紅美鈴 : 「いわく、偶然の幸運を当てにするのは愚かだ…」

[メイン] レインコール : 「そういうことだ、だからこそ、他人事の仕事で済ませる事が出来るうちは常に考えてくれ」

[メイン] 紅美鈴 : 「株を守ってばかりじゃいられない」

[メイン] レインコール : 「その通り。そして、他人事じゃなくなったときの事を想像しながら、手を汚してくれ」

[メイン] レインコール : 「とある男は『順番』がくるまで、ずっと他人事のままだった」

[メイン] レインコール : 「そのせいで、『順番』が来た時に痛い目をみた」

[メイン] レインコール : 「君達はそうならない事を祈るよ」

[メイン] ミスター・VTR : 「わかった」

[メイン] メアリ : 「……はい」

[メイン] 紅美鈴 : 「肝に銘じておきます」

[メイン] レインコール : 「説教臭くなってごめんね、まぁでもさ」

[メイン] レインコール : 「『人殺し』を頼んでるんだから、これくらいは許してくれ」

[メイン] ミスター・VTR : 「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

[メイン] ミスター・VTR : 「いいよ」

[メイン] ミスター・VTR : 「痛い目見たから他人にはそうなって欲しくないってのは伝わったからな」

[メイン] レインコール : 「痛い目で済めばまだ幸運っていうクソみたいな世界だからね」

[メイン] レインコール : そう、『順番』が来た時、痛い目で済むならまだマシだ。

[メイン] レインコール : 最悪はその先にある。

[メイン] ミスター・VTR : 「そっちもジャームにならなかっただけマシっていうクソみたいな世界だからな」

[メイン] レインコール : 「そういうことだ」

[メイン] レインコール : 「じゃあ、そんなわけで」

[メイン] レインコール : 「『仕事』に戻ろうか」

[メイン] レインコール :  

[メイン] レインコール :  

[メイン] レインコール :  

[購入] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 66 → 76

[メイン] 忍野メメ : シーン【やってきたメロディ】シーンプレイヤー:忍野メメ 登場:任意

[メイン] 忍野メメ : 76+1d10 登場/リザレクト (76+1D10) > 76+6[6] > 82

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[メイン] 忍野メメ : 「……えーっと、ここをこう動かしてっと」
携帯の動作を反芻しつつ、有澤を探し歩く

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」
アッサリと見つかった、今度は歩道橋の上で一人でいる。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……おっさん、何してんの?」

[メイン] 忍野メメ : 「やあ、丁度いい所に居てくれたね。有澤くん、ちょっと待っててよ」
といい歩道橋を登りつつ……友人に電話をかける

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」
言われたとおりに歩道橋の上で待ちながら、有澤は目を細めた。

[メイン] 忍野メメ : 「さっきの話を覚えてるかい?後から気づいたんだけどさ、公衆電話からの着メロなんて設定できっこ無いし僕からだってわからないだろう?」
一歩一歩階段を登りつつ、友人に向けて言葉を飛ばす

[メイン] 忍野メメ : 「……まあいい加減買い時だとも思ってね」

[メイン] 忍野メメ : 「──買ったよ。携帯電話」
階段を上り切り、有澤へ……“友人”へと携帯電話を見せびらかす

[メイン] 有澤 浩二 : 「そりゃ、よかったな……」

[メイン] 有澤 浩二 : どうにも歯切れ悪く、彼は呟く。何か、思い悩むように。

[メイン] 忍野メメ : 「……僕だってバカじゃない。色々と聞いたり考えたりして……君の悩みの事を少しだけ理解できてる」

[メイン] 忍野メメ : 「……だけれど、僕が君を助けられるわけでもない。君が助かる手伝いをできるだけさ」

[メイン] 忍野メメ : 「──少しでいい、君の悩みを話してくれるかい?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……やっぱりアンタが『組織』の『監視者』か」

[メイン] 有澤 浩二 : どこか、諦めたように、有澤は呟いた。

[メイン] 忍野メメ : 「……?僕の所属は、初めて会った時から変わらず宇宙友愛協会だよ。今回は……依頼もあってだけど、君を手伝いに来ただけさ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「じゃあなんで、確信をはぐらかすんだ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「アンタが俺を気遣ってくれてるのは分かる、だけど……」

[メイン] 有澤 浩二 : 「アンタも肝心な事を喋らない、『ウォッチャー』と同じだ」

[メイン] 忍野メメ : 「たしかに肝心な事は言えてないね。君が聞いてくれないのもあるが……言いにくい事実も多分にある」

[メイン] 有澤 浩二 : 「じゃあ、聞かせてくれ、『組織』はどうして俺を監視する? アンタにどんな依頼をした? あの『ウォッチャー』ってのは何者だ?」

[メイン] 忍野メメ : 「組織……君の言ってる組織は多分、『UGN』っていう組織だ。端的に言えば、君を守ろうとしている」

[メイン] 有澤 浩二 : 「俺に何もいいもしないでか?」

[メイン] 忍野メメ : 「そうだね……そこは無責任だと言える。バレないだろうから、バレなかったから。何も言わずにつけ回す……あんまり関心はできないよね」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……ッ! アンタが悪いわけじゃないのはわかる! 『組織』の言う事聞かなきゃいけない理由もあるんだろうし、枠組みを作ったのはどっかの顔も知らない連中だろうさ! だけど! 知ってたなら……!」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……誤魔化しなんてして欲しくなかった……!」

[メイン] 有澤 浩二 : 強く、歩道橋の手摺を握りしめて、有澤は歯を食いしばった。

[メイン] 忍野メメ : 「そうだね、友達に嘘は吐きたくないと言ったのは本当だし、だけど気づいて欲しくない真実もあった……結果的に、僕は誤魔化すことに逃げたのかもしれない」

[メイン] 忍野メメ : 「だから………お詫びの代わりに、君がずっと疑問に思っていた事の答えを持ってきた」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 泣き出しそうな顔で、忍野の顔を見て、答えを待つ。

[メイン] 忍野メメ : 「……以前宇宙人の話をしただろう?アレ自体はフィクション……つまりは嘘だ」

[メイン] 忍野メメ : 「けれど……幸か不幸か、その宇宙人とほぼ全く同じと言える存在が君の目の前にいる。出身地が地球って以外はね」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……アンタの趣味のSFフィクションが、実は部分的にノンフィクションっていいたいわけか?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……嘘を隠すなら真実を少し混ぜるって話か」

[メイン] 有澤 浩二 : 減らず口を思わず叩く、忍野が悪いわけじゃないのは理性ではわかっている。それでも、有澤の感情は……やはり、どこか『裏切られた』という気持ちがあった。

[メイン] 忍野メメ : 「いや、嘘を隠そうとしたわけじゃない。当時のメンバーは面白さ全部でこの嘘を書いた……ところが」

[メイン] 忍野メメ : 「描き出されたのは真実だったのさ。しかも、とびっきりの厄ネタだ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……それこそ、そんな、嘘みたいな話を信じろってのか?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「SCP財団が本当にありましたって言われてるのと大差ないじゃねぇか……!」

[メイン] 忍野メメ : 「……僕の能力は地味だからなぁ。簡単に証明するには難しいけれど……一つだけわかりやすいのがある」

[メイン] 忍野メメ : 《ワーディング》を有澤くんを巻き込まないよう最小限で展開。マヨヒガを使用する

[メイン] 有澤 浩二 : 「……!?」

[メイン] 有澤 浩二 : 突如の状況の変化に、たじろぐ。

[メイン] 忍野メメ : 「……コレで少しは信じられるかな?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……その能力を見せた意味から察するに」

[メイン] 有澤 浩二 : 「俺も……『そう』ってことか?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「でも、俺はそんな訳の分からない超能力は一つも持ってない、手品がうまいようにでもおもうか!?」

[メイン] 忍野メメ : 「そう……君はこんな煩わしい能力をまだ完全には目覚めさせてない。」

[メイン] 忍野メメ : 「引き返す事は無理かもしれないが……踏みとどまれる位置に今の君はいるんだ」

[メイン] 忍野メメ : 「だけれど……君の背を押す誰かがいる。その名前は……『ウォッチャー』」

[メイン] 忍野メメ : 「今回僕の所に君曰くの組織……UGNからの依頼が舞い込んだ元凶でもあるんだ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……じゃあ、俺の能力に見当がついてて、それを抑えさえようとしてるのが『組織』……解放しようとしてんのが『ウォッチャー』だと……?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……『組織』は俺を籠の鳥にしたいってのか……?」

[メイン] 忍野メメ : 「……そして、何よりも大事な真実が一つあるんだ」
それを語るには三つの事柄を説明しなければならない。そう言って3本指を作る

[メイン] 忍野メメ : 「一つ、レネゲイドウイルス。こんな力が目覚める原因になったウイルスで、様々な物に感染する」

[メイン] 忍野メメ : 「二つ、オーヴァード。レネゲイドウイルスに感染した存在の事を指す言葉だ。」

[メイン] 忍野メメ : 「三つ、“侵蝕率”コレが曲者でね。そのオーヴァードがどれだけレネゲイドウイルスに犯されているかっていう目安になるんだ」

[メイン] 忍野メメ : 「……君ならもうわかったかもしれない。ウイルスに侵蝕率……なんて嫌な言葉が散々に付き纏ってるんだからね」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 忍野メメ : 「……この三つの真実を踏まえた上で。最も残酷な事実がある。」

[メイン] 忍野メメ : 「侵蝕率が規定の値を超え安定してしまった場合、或いは。民間人を傷つけてしまった場合」

[メイン] 忍野メメ : 「基準は様々だが………その一線を超えてしまった時。オーヴァードはジャームと呼ばれる存在に変質する」

[メイン] 忍野メメ : 「……ジャームになった者は肉体、精神どちらか、或いはどちらも強烈に変化してしまう。」

[メイン] 忍野メメ : 「そして……一番問題なのはジャームになったら……二度と戻れないて事さ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 「つまりは病気、か」

[メイン] 有澤 浩二 : 要点を理解した有澤は、その上で。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……じゃあ、余計に教えないで隠してるってのは……」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……全世界に嘘を吐いてるのと何も変わらないじゃねぇか」

[メイン] 有澤 浩二 : 彼にとって最低の真実に、思わず眉を顰めた。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……気に入らないな」

[メイン] 有澤 浩二 : 「やってることは大昔に列強がやった植民地への衆愚政策とかわらない。教えないことで、愚かにしたままにすることで管理しやすくする」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……対等に見てないって事だ、真摯じゃない」

[メイン] 忍野メメ : 「……有澤くん、君の言うことは確かに正しい、今の世界はオーヴァードに過度な負担を強いていると言えば否定はできない」

[メイン] 忍野メメ : 「事情がある。と言う言葉も言い訳だろう。誰にだって事情があって、仕方ないことなんて数え切れない世の中だ」

[メイン] 忍野メメ : 「……それでも、彼らは必死に今を変えようとしている。対等でない秤のバランスを取るために」

[メイン] 忍野メメ : 「……考えてやってくれ。とは言わないよ。彼らにも間違いなく問題はあるしね」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 暫し、押し黙ってから。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……その話がもし本当なら、俺はそれでもその『組織』を軽蔑する。やり方が卑怯だ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「せめて告知くらいはしなけりゃ、人権侵害でしかない。だから、『組織』のことは信用できない。依頼で動いてるってんなら、それにだって色よい返事はしたくない」

[メイン] 有澤 浩二 : 「だけど」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……おっさんの事は信じたい。言う必要なんかなかったはずのことだ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……これは俺の予想でしかないんだけど、その話を聞いた以上、俺は『組織』の言いなりにならないとなんだろ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 一般にここまでひた隠しにしていることだ、機密に属する話に違いない。

[メイン] 有澤 浩二 : 本来知る事すら許されない。そういうことなんだろうということは、容易に予想できる。

[メイン] 忍野メメ : 「……そうだね、専門の設備での制御練習やら国との約束事やら厄介事を次々と振られる羽目になる」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 「少し、一人にさせて欲しい」

[メイン] 有澤 浩二 : 「考える時間が欲しい」

[メイン] 忍野メメ : 「……わかった。じゃあ、一旦外に出ようか」
マヨヒガを解除して……元の歩道橋の上に立つ

[メイン] 忍野メメ : 「じゃあ、考えが纏まったら連絡してくれよ。有澤くん」きた時と同じように階段を降りる為、階段に足をかける

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : その様子を見送って、有澤は眉を顰めながら。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……結局、嘘吐いてた事には変わりないじゃねぇか」

[メイン] 有澤 浩二 : そう、独り言ちた。

[メイン] 有澤 浩二 :  

[メイン] 有澤 浩二 :  

[メイン] 忍野メメ : 「有澤浩二の正体について」について調べる 判定は交渉 難易度は8

[メイン] 忍野メメ : 6dx+2 (6DX10+2) > 10[1,2,3,4,9,10]+10[10]+5[5]+2 > 27

[メイン] 有澤 浩二 : 「有澤浩二の正体について」 知覚:15 知識(心理):15 当人と対面した上での交渉:8
Dロイス「戦闘用人格」を持っている。
ウォッチャーはこの「戦闘用人格」によって生み出された架空の人物に過ぎない。
元々いくらか精神的に病んでいる気があり、それが原因でこのDロイスが生み出された。
侵蝕率の急激な上昇も、このDロイスが生まれたせいである。
恐らくは三年前の事件でもともと存在していたFHエージェントのウォッチャーがイメージソースになっている。
ウォッチャーが今際の際に放ったEロイス「孤独の叫び」によって強制的にウォッチャーのロイスが無理矢理結ばされていることが原因と推測される。
また、彼はFHやUGNといった組織に対して知識を持っておらず、レネゲイドに関する知識も持っていないため、具体的な事に関しては完全に無知である。
ウォッチャーが具体的な情報を持っていないのはそのせいである。
なお、「戦闘用人格」が発動した状態が長く続く場合、彼はウォッチャーに人格を乗っ取られ、恐らくジャーム化するだろう。

[メイン] 有澤 浩二 :  

[メイン] 有澤 浩二 :  

[メイン] 有澤 浩二 : 『マスターシーン 「俺だけを信じればいい」

[メイン] 有澤 浩二 : 「いるんだろ、ウォッチャー」

[メイン] 有澤 浩二 : 歩道橋の上に佇んだまま、有澤浩二はスマートフォンにそう声をかける。
すぐに、返事は帰ってきた。

[メイン] ウォッチャー : 「珍しいな、そっちから声を掛けてくるなんて」

[メイン] 有澤 浩二 : 「アンタの言った通りだった」

[メイン] 有澤 浩二 : 「組織の監視はいたよ」

[メイン] ウォッチャー : 「ほら、俺の言った通りじゃねぇか」

[メイン] ウォッチャー : ウォッチャーは下卑た笑みを浮かべる。

[メイン] ウォッチャー : 「対等になんて扱ってねぇんだよ」

[メイン] ウォッチャー : 「ハナから俺たちの事を人間扱いなんてしてねぇのさ。だからそういうマネが平気でできる。俺たちはアイツらからすりゃ書割みたいなもんだからな」

[メイン] 有澤 浩二 : 「書割、か……脇役、舞台装置、モブ、エキストラ……」

[メイン] 有澤 浩二 : 「NPC」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……言い方は色々あるな」

[メイン] ウォッチャー : 「俺もお前もアイツらからすれば十把一絡げ。処理すべき障害でしかない。どうだ? いっそ清々しい気分だろ?」

[メイン] ウォッチャー : 「監視だって一人なわけねぇだろ。他にも何人もいるはずさ。でもお前に関わってこない」

[メイン] ウォッチャー : 「お前に誰も興味なんかもってないんだ。連中にとってお前はただトロフィーなんだよ。助ければ経験点が多くもらえる程度のもんだ」

[メイン] ウォッチャー : 「他人事なのさ。当事者がどう思うかなんて考えてない」

[メイン] ウォッチャー : 「『自分がされた時にどう思うか』、そんなことも考えない連中なのさ、『組織』の連中はな」

[メイン] ウォッチャー : 「煙に巻かれたのさ。そんな連中……信じるに値しないだろ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……」

[メイン] 有澤 浩二 : 皮肉気に、笑みを浮かべて。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……一つだけ、ウォッチャー。アンタについて分かったことがある」

[メイン] 有澤 浩二 : 「アンタは俺に嘘を吐かなかった」

[メイン] 有澤 浩二 : 「その一点だけでも……『組織』よりは信頼するに値する」

[メイン] ウォッチャー : 「へへ、やっとその気になったかよ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「だけど」

[メイン] 有澤 浩二 : 静かに、刮目する。

[メイン] 有澤 浩二 : 「嘘をついていると認めてなお……おっさんは謝ってきた。嘘偽りなく喋ってくれた。泥被るってわかって俺に関わってくれた」

[メイン] 有澤 浩二 : 「その誠意は決して嘘じゃない」

[メイン] ウォッチャー : 「案外単純な奴だな。そいつはただの妄信の切れ端かもしれないぜ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「何とでもいえ。ともかくだ……俺は『組織』じゃなくて、おっさんを信用する。お前の事も喋るつもりだ」

[メイン] ウォッチャー : 「おいおい、どうしちまったんだよ浩二。らしくねぇぜ?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「うるせぇ、ともかく、協力するならおっさんにお前も連絡しろ。簡単なことだろ。これから俺の協力者をまだ名乗るつもりなら……いう通りにしろ。それができないなら……」

[メイン] 有澤 浩二 : 「アンタとはここでお別れだ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「同じ胡散臭いおっさん同士なら、リスク背負ってくれた方を信じるのは当然だろ」

[メイン] 有澤 浩二 : 不敵に、笑みを浮かべた。

[メイン] ウォッチャー : それを聞いて、ウォッチャーは拍手をする。

[メイン] ウォッチャー : 「なぁるほどな……良い答えじゃねぇか、兄弟」

[メイン] ウォッチャー : 心の底から祝福するように。

[メイン] ウォッチャー : 「だけどな」

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] ウォッチャー : 「そいつは『お前』の話だ」

[メイン] ウォッチャー : 「『俺』の本音じゃない」

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] 有澤 浩二 : 「!?」

[メイン] 有澤 浩二 : じわりと、浩二の影が膨れ上がり、その体を飲み込んでいく。

[メイン] 有澤 浩二 : 「な、これは!! ウォッチャー!! くそ、なんだ、何を……何をし……!!」

[メイン] ウォッチャー : 「残念だよ、浩二。お前は俺に嘘を吐いた。見栄を張った。たかが一滴の水で、地獄の渇きを全て忘れてしまった。そんなのはお前の勘違いだ。本当のお前じゃない」

[メイン] ウォッチャー : 「お前はまだ本当は誰も信じちゃいないんだ。信じようとしているだけだ。やめとけよ。どうせ裏切られる」

[メイン] ウォッチャー : 「お前はまだ誰も『信じてない』ぜ」

[メイン] ウォッチャー : 「だってあそこでお前は、あのおっさんじゃなくて俺に一声かけたんだ」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……!?」

[メイン] ウォッチャー : 「お前は『信じたい』だけなんだ。かわいそうにな、どうせ『また』大人に裏切られるのによ」

[メイン] ウォッチャー : 「だから、俺がちゃあんと思い出させてやる。忘れるな、俺の名は『ウォッチャー』。俺は誰よりもお前を見ている」

[メイン] ウォッチャー : 「だからこそ俺が……俺だけが……有澤浩二の最期の味方だ」

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] ウォッチャー :  

[メイン] GM : trigger 「嘘吐きの世界」 登場任意

[メイン] ミスター・VTR : 93+1d10 登場/リザレクト (93+1D10) > 93+10[10] > 103

[メイン] 忍野メメ : 82+1d10 登場/リザレクト (82+1D10) > 82+9[9] > 91

[メイン] メアリ : 78+1d10 登場/リザレクト (78+1D10) > 78+6[6] > 84

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 93 → 103

[メイン] system : [ メアリ ] 侵蝕率 : 78 → 84

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 82 → 91

[メイン] system : [ メアリ ] 侵蝕率B : 1 → 2

[メイン] デモーニッシュ : 68+1d10 (68+1D10) > 68+2[2] > 70

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率B : 2 → 3

[メイン] system : [ デモーニッシュ ] 侵蝕率 : 68 → 70

[メイン] GM : UGNから緊急の連絡が入った。

[メイン] GM : 有澤浩二が失踪し、FHの戦闘部隊も動き出したとのこと。

[メイン] GM : FHの戦闘部隊は今はUGNの部隊と交戦中だ。

[メイン] GM : レインコールもそちらにつきっきりで、電話にすら出れない、もう時間は残されていない。

[メイン] ミスター・VTR : もう交戦しちゃった

[メイン] メアリ : 戦端開いてますね

[メイン] 忍野メメ : 元気がいいなぁ

[メイン] GM : 一行に最後の選択が委ねられた、このままUGNの部隊に合流するか、有澤浩二をあくまで探すか。

[メイン] デモーニッシュ : そういや私やっと目覚めたところか

[メイン] ミスター・VTR : ああ。

[メイン] GM : 安全策をとるなら、FHの部隊を討伐してから、有澤浩二を探すほうがいいだろう。『日常』にどちらの方が害であるかは明白だ。

[メイン] GM : 確実に有澤浩二を助けるなら、速やかに彼を発見・保護し、その後にFHの部隊を討伐する他ない。

[メイン] 忍野メメ : 「……全く!凄いことになちゃったなぁ!」

[メイン] デモーニッシュ : 「っ!…ん、く」
頭を抱えながら起き上がる

[メイン] メアリ : 「……っ、もう、戦闘は始まってるんですね……!」

[メイン] 忍野メメ : 「ああ、悪魔のお嬢ちゃん。目を覚ましてくれたのかい」

[メイン] デモーニッシュ : 「……血生臭い空気がしてやっとですよ、ええ」

[メイン] メアリ : 「……おはようございます」

[メイン] デモーニッシュ : 「…手間をかけました、今は最悪ですか?それともまだマシな方です?」
ゴソゴソと鞄を弄りつつ

[メイン] ミスター・VTR : 「マシな方」

[メイン] ミスター・VTR : 「ここまで来たら有澤追っかけるしかないだろ」

[メイン] デモーニッシュ : 「よかった…いやまあコトは起きてるみたいですけど…」

[メイン] 忍野メメ : 「うん、紅ちゃんは今他の部隊と合流して頑張ってるし」

[メイン] デモーニッシュ : 「…成る程、把握しました」

[メイン] ミスター・VTR : 「FHの被害は最悪諜報員で消す…良かったな」

[メイン] メアリ : 「……ですね。一時も早く、"彼"の元へ」

[メイン] ミスター・VTR : 「インスピでさっさと有澤の居場所抜いて追いかけるか」

[メイン] ミスター・VTR : 「オレさまは侵蝕率やばいから他に任せる」

[メイン] デモーニッシュ : 「有澤さんの追跡ですね、把握しました」

[メイン] GM : 「やっぱり、本命はこっちか」

[メイン] GM : 低い、男の声。

[メイン] デモーニッシュ : 「っ!」

[メイン] メアリ : 「……っ」

[メイン] GM : 「約束通り交戦はしなかった。お前らとはな」

[メイン] GM : 「まぁ、それを守る義理もなかったんだがな」

[メイン] ミスター・VTR : 「それはそう」

[メイン] GM : そこにいたのは……眼鏡をかけた長髪の男。今日日、路上喫煙も平気で行うその男は、軽く眼鏡を掛けなおして呟いた。

[メイン] デモーニッシュ : 「全く、血の気盛んなお相手らしい」

[メイン] ミスター・VTR : Dロイス:諜報員でFHが有澤に辿り着けないようにしてもいい?

[メイン] ミスター・VTR : それで説得の時間稼ぐ

[メイン] ミスター・VTR : 財産Pも全部使って隠蔽力強化するぞォ!!!

[メイン] GM : いいだろう

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 財産P : 45 → 0

[メイン] ??? : 「いくら探しても有澤浩二の元にはたどり着けなかった、よっぽど隠したいらしいな」

[メイン] ミスター・VTR : 「いずれ分かる」

[メイン] ??? : 「たかが一般人にミドルクラスエージェントが5人、しかも戦闘部隊のおまけつき」

[メイン] ??? : 「大盤振る舞いだな」

[メイン] デモーニッシュ : 「そちらこそ一個小隊とは景気がいいじゃないですか」

[メイン] ミスター・VTR : 「話してわかるものではない」

[メイン] 忍野メメ : 「全くだよ……」

[メイン] メアリ : 「……本当に」

[メイン] ??? : 「隠されたことは暴きたくなるもんだ」

[メイン] ??? : 「嘘は苦手でな」

[メイン] ミスター・VTR : 「まだその時ではない」

[メイン] デモーニッシュ : 「そりゃあまた、極めてFHらしいもので」
他三名より前に立ちつつ

[メイン] ミスター・VTR : 「ここは何とかなりそうだから次行くぞ
来い」

[メイン] ミスター・VTR : 「でも説得だったら忍野だけで言った方がいいのか謎だな」

[メイン] ??? : 紫煙を吐き出してから、躊躇なく爆炎をまき散らし、VTRの進行方向を炎で遮る。

[メイン] デモーニッシュ : 「目の前の彼を振り切れるかはわかったもんじゃない…ったく」

[メイン] メアリ : 「……っ、やる気、か」

[メイン] ミスター・VTR : 「こわい」

[メイン] ??? : 「有澤浩二の行方が追えない以上、お前らから聞き出すしかないからな」

[メイン] ??? : 一般社会に対して、一切の配慮がない。さっきのエフェクトもまるで制御していない。

[メイン] ??? : 街路樹が勢いよく燃え上がり、一瞬で灰になった。

[メイン] デモーニッシュ : 「…最悪ここで相手するしかないか」

[メイン] ミスター・VTR : 「諜報員の効果ですぐには辿り着けないし何人かが足止めしておけば大丈夫じゃない?」

[メイン] ??? : 「何故UGNはそこまで執着する? 一般人を守るなんて建前はあっても、平気で記憶操作もすれば、『仕方ない』の一言であっさり切り捨てるのがお前たちのはずだ」

[メイン] ??? : 「どうにもズレがある。お前たちの目的はなんだ?」

[メイン] ??? : 「FHの戦闘部隊を陽動に出してもガン無視だ、不可思議で仕方ない」

[メイン] ミスター・VTR : 「UGN全部が同じ考えじゃないと思ってんすがね…
警察と一緒」

[メイン] デモーニッシュ : 「組織の動きが一つで済むことはないでしょうからね」

[メイン] メアリ : 「……そうね。貴女達と、きっと一緒」

[メイン] デモーニッシュ : 「私からすれば、一個人の為に組織の情報すらばら撒いてくれた其方もまた不思議ですが、幸い理由がわかってくるもんですよ」

[メイン] ミスター・VTR : 《インスピレーション》で有澤説得に行くとき人数いた方が効果あるのか忍野だけの方がいいのかどっちか聞いていい?

[メイン] ??? : 「FHはお前らUGNと違ってハナから個人主義だ。俺にとってどうでもいいセルなんて全部敵と同じだ」

[メイン] ??? : わからない。君達次第だ。

[メイン] ??? : 一人ですむか、誰かいなければダメか。

[メイン] ??? : それは神ですらわからない。

[メイン] ミスター・VTR : わかった
これ回数に含む?

[メイン] ??? : 含む。

[メイン] ミスター・VTR : わかった

[メイン] デモーニッシュ : どうせ足止めするなら私がやりますよ、最悪ここで全部ぶちまけます

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 103 → 105

[メイン] 忍野メメ :

[メイン] メアリ : !!

[メイン] ミスター・VTR : 「わかった」

[メイン] デモーニッシュ : 「ほう?」

[メイン] ミスター・VTR : 「じゃあもうさっさと有澤追っかけるか…♠︎」

[メイン] ??? : 「させると思うか?」

[メイン] ミスター・VTR : マヨヒガ使って逃げられない?

[メイン] 忍野メメ : 使えるなら使いたいけど…

[メイン] ミスター・VTR : 隙ちょっと作る程度でも逃げられるかもしれない

[メイン] デモーニッシュ : 誰か影作れるなら闇夜の烏で影から逃がせます

[メイン] ??? : 構わないけど、有澤浩二はともかく、君らの事は当然コイツはおいかけてくるので。

[メイン] ミスター・VTR : ポケットディメンションで影の空間作ることは可能

[メイン] ??? : ここでシーンアウトしてもクライマックスに現れるだけだ。

[メイン] メアリ : ……影、か。あたしじゃ少し難しいな

[メイン] 忍野メメ : そりゃ追いかけてくるか…

[メイン] デモーニッシュ : どうせ戦闘員が彼の説得に行くのもです、私が足止め役でもしますよ!

[メイン] ??? : 「答えろ、奴の正体はなんだ?」

[メイン] ミスター・VTR : 「『いずれ分かる』と言った筈だ」

[メイン] ミスター・VTR : 足止めしてもらって忍野が説得でいいんじゃない?

[メイン] デモーニッシュ : ならばこそ

[メイン] 忍野メメ : 頼んだよ

[メイン] メアリ : お願いします

[メイン] デモーニッシュ : ジェネシフトします

[メイン] デモーニッシュ : 70+4d10 ジェネシフト (70+4D10) > 70+24[2,10,8,4] > 94

[メイン] デモーニッシュ : まだ足りない、もう一発!

[メイン] デモーニッシュ : していいですかね?

[メイン] ??? : 俺はやさしい

[メイン] ??? : 好きなだけ侵蝕率をあげていい

[メイン] デモーニッシュ : よし!

[メイン] デモーニッシュ : 94+4d10 (94+4D10) > 94+26[3,10,3,10] > 120

[メイン] system : [ デモーニッシュ ] 侵蝕率 : 70 → 120

[メイン] 忍野メメ : ピッタリ120だね

[メイン] メアリ : ……120%!

[メイン] ??? : じゃあ足止めRPしていいぞ

[メイン] デモーニッシュ : 「それじゃあ皆さん、ここで一旦お別れです」

[メイン] ミスター・VTR : 「またね〜〜〜!!!」

[メイン] 忍野メメ : 「悪いけど頼んだよ!悪魔のお嬢ちゃん!」

[メイン] メアリ : 「お願いします、デモーニッシュさん!」

[メイン] デモーニッシュ : 「先行っててください、どうせ私は戦闘担当です」
そう言いながらノートを片手に、影を押し広げる

[メイン] ミスター・VTR : 説得にインスピ使える気しないからさっさと使っちゃうか

[メイン] ??? : 何に使う?

[メイン] ミスター・VTR : 《インスピレーション》で有澤の場所調べて速攻で行くか

[メイン] ??? : OK、一番のりしていい

[メイン] ミスター・VTR : 皆に共有するから全員で行くぞ
来い

[メイン] メアリ : わかりました

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 105 → 107

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 107 → 108

[メイン] デモーニッシュ : 「場所はわかったようですね?」
VTRを見て

[メイン] ??? : 舌打ちをして、デモーニッシュを置いて離脱していく一同を見て眼鏡を掛けなおし。

[メイン] ??? : 「本気か? UGNじゃあ最悪『帰れない』だろう」

[メイン] デモーニッシュ : 「それがどうかしましたか?」

[メイン] デモーニッシュ : 「この場でリスクも踏まずして、何か得るものがあると」

[メイン] ??? : 「なるほど、道理だ」

[メイン] ??? : 「あくまでフルベットか」

[メイン] デモーニッシュ : 「ふふ、まだフルじゃないですよ」
焼け焦げる鞄を投げ捨てて一冊のノートを

[メイン] ??? : 「ケッタイなもん持ってやがるな、UGNが持つような代物じゃねぇだろ」

[メイン] デモーニッシュ : 「…進化の書、か…なんとも度し難いけれども」
それを軽く目を通せば、レネゲイドが異様なまでに励起し始める

[メイン] デモーニッシュ : 「…私は事を果たす為に、悪魔に魂だって売るでしょう」

[メイン] ??? : 「それがアンタの『欲望』か」

[メイン] デモーニッシュ : 「そうでなくてはどうしようもないと決めましたから」
読み終えたノートを影に仕舞いつつ

[メイン] デモーニッシュ : 「そうですね、餓えるような感覚を埋める為にやった事」

[メイン] デモーニッシュ : 「だからこそここで、貴方を確実に足止めすると言うことも果たさせてもらいますよ?」

[メイン] ??? : 「そこまで覚悟があるんじゃ迂回は無理だな」

[メイン] デモーニッシュ : 「背を向けたら殺せますよ、今なら」

[メイン] ??? : 煙草の吸殻を路上に投げ捨てて、レネゲイドを一気に励起させていき。

[メイン] ??? : 「そんな勿体ない事しねぇよ、アンタにも興味が沸いた」

[メイン] デモーニッシュ : 「…こうやって」
魔眼が浮かび、辺りの物体は揺れ動く

[メイン] デモーニッシュ : 「それはいい、時間の稼ぎ甲斐がありますよ」

[メイン] ??? : 「悪いが俺もやるならフルベットだ。手早く終わらせて、俺の『好奇心』はすべて満たす」

[メイン] デモーニッシュ : 「いいでしょう、どちらの賭けが勝つか…全力でお相手しますよ」

[メイン] ??? : 「楽しみだ。こっちもまどろっこしい真似も『飽きた』ところだ」

[メイン] デモーニッシュ : 「尤も、私は負けるのは勘弁なタチですがね」
胸元に手を当てて、最後の切り札を構えつつ

[メイン] デモーニッシュ : ドンと地面を叩いて無数の鋼の顎を彼に向けるのだった

[メイン] ??? : 「悪くない」

[メイン] ??? : 「『検討開始』だ」

[メイン] ??? :

[メイン] ??? :

[メイン] ??? :

[メイン] デモーニッシュ : 「…もしも勝てたらならコレをくれてやりますよ」
指を胸に押し当ててレネゲイドを加速させれば

[メイン] デモーニッシュ : 「【先行種】と言うやつだそうです、見たことありましたか?」
押さえ込みの効かない程の衝動とレネゲイドが溢れて彼女を中心に影が荒れ狂う

[メイン] ??? : 「それなりにはな。でも珍しい事に違いはない」

[メイン] ??? : 「無駄な時間にはなりそうにないな。悪くない」

[メイン] デモーニッシュ : 「そりゃあいい、直接叩き込んでやりますよ…身を滅ぼす程の契約の末を」

[メイン] デモーニッシュ : 衝動に呑まれた魔眼の中で嗤うのだった

[メイン] デモーニッシュ :  

[メイン] デモーニッシュ :  

[メイン] デモーニッシュ :  

[雑談] system : [ デモーニッシュ ] ロイス : 2 → 3

[メイン] GM : 『climax 「安い真実」 デモーリッシュ以外登場任意

[メイン] ミスター・VTR : 108+1d10 登場/リザレクト (108+1D10) > 108+9[9] > 117

[メイン] 忍野メメ : 91+1d10 登場/リザレクト (91+1D10) > 91+4[4] > 95

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 108 → 117

[メイン] メアリ : 84+1d10 登場/リザレクト (84+1D10) > 84+8[8] > 92

[メイン] system : [ メアリ ] 侵蝕率 : 84 → 92

[メイン] system : [ 忍野メメ ] 侵蝕率 : 91 → 95

[メイン] GM : 廃墟の一角から、絶大な規模のワーディングが展開され、一瞬で周囲を覆いつくす。
そのワーディングの発生源……爆心地にいたのは。

[メイン] 有澤 浩二 : 「あぐ、ああああ……!」

[メイン] 有澤 浩二 : 件の人物、有澤浩二。

[メイン] 忍野メメ : 「……!」

[メイン] ミスター・VTR : 「いたな」

[メイン] メアリ : 「……見付けた!」

[メイン] 有澤 浩二 : 「だ、だめだ……こっちに、きちゃ……」

[メイン] 有澤 浩二 : ワーディングの濃度が強まり、そこの中心にいる有澤の目が……紅く、光る。

[メイン] ミスター・VTR : 「しかしねぇ…ここで見捨てたら君はジャームになるのだから…」

[メイン] 忍野メメ : 「友人を見捨てるってのは無理な相談だね…」

[メイン] メアリ : 「……それは、そうっ!」
噎せ返るほどのそれに、何とか、意志を突き立てて。

[メイン] : 「一度は見捨てたじゃねぇか」

[メイン] ミスター・VTR : 「そうだっけ?」

[メイン] : そう、下卑た笑みを……有澤は浮かべて。

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「……『俺』をなぁ?」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 声色が、若干変わる。

[メイン] 忍野メメ : 「……戦闘用人格、ウォッチャーか」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「はじめましてだなぁ? 汚らしい組織の犬共」

[メイン] ミスター・VTR : 「どうも初めまして」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 不敵な笑みを浮かべて、有澤浩二……いや、仮想人格『ウォッチャー』が一同を見回す。

[メイン] メアリ : 「……なるほど、彼が。……ええ、初めまして」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「やっぱり監視は1人じゃなかったか。こんなに隠してやがってよ。どうせまだいるんだろ?」

[メイン] 『ウォッチャー』 : どこか喜悦に満ちた笑みを浮かべる。彼は有澤浩二であって有澤浩二でなく、ウォッチャーであってウォッチャーではない。

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「やっぱり、お前らはみんな嘘吐きだ」

[メイン] ミスター・VTR : 「監視いっぱいいる」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 有澤浩二の絶望と、孤独と、憤怒と、猜疑から生まれた怪物。
それこそが……目前にいるオーヴァード。

[メイン] 忍野メメ : 「……参ったなぁ、コレは骨が折れそうだ」

[メイン] ミスター・VTR : 「でもよお頭
本当に見捨てるつもりならここに来ないぜ」

[メイン] ミスター・VTR : 「嘘だってずっとついてれば楽だし」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「ああ、そうしてくれりゃあ良かったのによ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「綺麗に嘘を吐き続けてくれりゃあ、浩二も『俺』も気付きもしなかったろうよ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「嘘が綻んだから『俺』がいるんだ。そうだろ?」

[メイン] ミスター・VTR : 「いいや…お前が凄かっただけだな…」

[メイン] ミスター・VTR : 「ノイマンは頭がいいから見破りたくもない嘘も見破っちまうんだ
悲しいだろ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「その程度の嘘ってことだ。ノイマンとやらは俺だけじゃねぇだろ」

[メイン] 忍野メメ : 「そりゃそうだね!」

[メイン] メアリ : 「……ええ。あたしも、そのひとり」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「やっぱなぁ? でもそこのお嬢ちゃんは全部教えて貰ってて、俺は蚊帳の外だったってわけだ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「言い訳はいくらでもできる。でも事実としてそれがある。そうだったよなぁ、おっさん」

[メイン] ミスター・VTR : 「おっさん頑張れ」

[メイン] メアリ : "彼"とあたし、何が違ったのか。
フォン・ノイマンの名を冠する"症状"として。

[メイン] ミスター・VTR : 「まあそうおこるなジュースでも飲め」
《無上厨師》でジュース作ってウォッチャーに渡して時間稼ぐ

[メイン] ミスター・VTR : 「本当に蚊帳の外なら忍野はお前に構ってなんかいないんじゃないか」

[メイン] ミスター・VTR : 「言い訳だってしないで見切りつけることも出来たのにリスク背負って全部打ち明けたのも事実
───違いますか?」

[メイン] ミスター・VTR : 「実際有澤の方は『信じたい』と思ったから今そうなってるんだし」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「だが、『俺』は違う。『俺』は忘れない」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「喉元過ぎればなんとやらだ、その場ではなんとでもいえる」

[メイン] ミスター・VTR : 「でもぉ…」←お前が有澤の味方だというなら有澤の気持ちも尊重して欲しい理由が!?

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「アンタならわかるんじゃねぇのか?」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「最期に信じられるのは『自分』だぜ」

[メイン] ミスター・VTR : 「有澤も全部許したわけじゃないだろうけどそれでも『信じたい』って言ったわけだし
それを無碍にするのも悪くない?」

[メイン] ミスター・VTR : 「お前も有澤の別人格なんだから有澤も自分みたいなもんだろ
有澤のことも信じてあげてよ太一〜」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「へっ、その浩二が『俺』を、『自分』を無碍にしたのさ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「だったら、気付かせてやらなきゃだろ? 土壇場じゃあ『どうなるか』ってのをよ」

[メイン] ミスター・VTR : 「いいや…無碍にはしてないな…」

[メイン] ミスター・VTR : 「有澤はお前もおっさんと話せばわかると思ってたぞ
本当に見捨てるならチャンスすら与えないだろ」

[メイン] ミスター・VTR : 「嘘をついてないことも評価してたみたいだし」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「勿論だ、だからこうして『話しやすく』したんだしなぁ?」

[メイン] ミスター・VTR : 「そういうことではないと思ってんすがね…」

[メイン] メアリ : 「……ひとつ、訊きたいわ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「浩二もすぐにわかるさ、他人なんてケツに火が付けばどうなるかってなぁ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「ああ? なんだ?」

[メイン] メアリ : 「貴方はどうして、今あたし達と話をしているの」

[メイン] ミスター・VTR : 「もう既にケツは火達磨だ…良かったな」

[メイン] ミスター・VTR : 「最初らへんにあった女いただろ
あいつ今命張って敵の足止めしてるからよ…」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「浩二に見せてやるためさ、寄ってたかって嘘が群がってくるさまをな」

[メイン] ミスター・VTR : 「ほらあそこドンパチやってるだろ」

[メイン] ミスター・VTR : 「ケツどころが全身火達磨なんだよね
すごくない?」

[メイン] メアリ : シーカーを宣言

[メイン] メアリ : 「……再び、訊くわ。
貴方はどうして、今あたし達と話をしているの」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「だからよぉ、俺はさぁ」

[メイン] 『ウォッチャー』 :  

[メイン] 『ウォッチャー』 : 『なんで浩二ばっかりなんだよ』

[メイン] 『ウォッチャー』 : 『アイツばっかりじゃないか、どうしてだ、組織の話を聞いたってそうだ』

[メイン] 『ウォッチャー』 : 『お前らは『俺を消す』ことばかり考えてやがる』

[メイン] 『ウォッチャー』 : 『汚らしいものは消し去りたいってか?』

[メイン] 『ウォッチャー』 : 『そんな『嘘っぱち』で、綺麗な浩二だけ助けてめでたしめでたしなんて』

[メイン] 『ウォッチャー』 : 『『俺』は認めない』

[メイン] 『ウォッチャー』 :  

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「……何しやがった、てめぇ?」

[メイン] 『ウォッチャー』 : メアリを睨み、ウォッチャーが初めて眉間に皺を寄せた。

[メイン] ミスター・VTR : 「な
 に
 も
 って言いたかったけど嘘ついたらタブーだから言えない
悲しいだろ」

[メイン] メアリ : 右の黄金と、左の紺碧でそれを見つめて。

[メイン] メアリ : 「……あたしもまた、真実を求めているから」

[メイン] メアリ : 虚構は要らない。そう、要らない。
右が黄金になってから、日常が変わってから。

[メイン] メアリ : 痛い程、それは理解して。

[メイン] ミスター・VTR : 「お前を見捨てるつもりならそもそも対話してないと思ってんすがね…」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「じゃあなんで、『俺』を殺した!!」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「『俺』は殺されたんだ! だから『俺』は『俺』になった!」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「『ウォッチャー』は死んだ! 猜疑心と憎悪と憤怒を抱えたまま死んだ!」

[メイン] ミスター・VTR : 本物のウォッチャーにも悲しい過去あるわけ?

[メイン] 『ウォッチャー』 : それを知る術はもうない。

[メイン] ミスター・VTR : わかった

[メイン] 『ウォッチャー』 : ただ、記憶操作を受けてなお少年の心に残るような怨嗟を叫んで彼は死んだんだ。

[メイン] 『ウォッチャー』 : 多少なりそれに有澤浩二は共感した。

[メイン] 『ウォッチャー』 : 記憶を弄られてなお、その共感だけは残った。

[メイン] ミスター・VTR : 「いやまあ殺したの別の人だし…」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「『組織』の連中に違いなんてない」

[メイン] ミスター・VTR : 「いいや…違いがなかったら対話してないな…(ループ)」

[メイン] ミスター・VTR : 「イザナミだ」

[メイン] ミスター・VTR : 「お前が本当に有澤の味方になって取り込むのではなく寄り添える関係になればいいと思って話してるぞ」

[メイン] ミスター・VTR : 「オレさま達が組織と同じならこれで話は終わりだで殺して終わりだろ
というかこの状況の前に始末すればいいだけだしな」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「今はってだけだろうが……アンタ達がなまじそうだったとしても」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「アンタ達の『組織』に逆らってまでアンタ達は浩二を守れるのか!?」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「『俺』みたいに抗えるのかよ!!」

[メイン] ミスター・VTR : 「アクシズだから逆らうも何もないぞ」

[メイン] ミスター・VTR : 「効かないねェ
1番偉いから!!」

[メイン] ミスター・VTR : 「オレさまは抗うもクソもないけど他の連中は今も抗ってるぞ
諦めてさっさと殺せって上司に言われてたけどこうやって集まってるわけだし」

[メイン] ミスター・VTR : 「特に忍野なんかずっとお前に構ってるだろ
ただの監視対象ならそんなことしなくていいけどそれでも一緒にいるってことは友達だと思ってるからだ」

[メイン] ミスター・VTR : 「監視するなら




やればいいだけだし」

[メイン] ミスター・VTR : 「あと戦闘用人格なんてお前だけじゃなくて割といるぞ
UGNにもいるけど特に何もないし」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「そいつらはでもずっと本音じゃいられないからだろ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「嘘が平気だからだ」

[メイン] ミスター・VTR : 「オーヴァードになってへらへら笑ってられる奴は1人しか知らないしそいつもかなり苦労した末にああなっただけだからよ…」

[メイン] ミスター・VTR : 「平気で嘘ついてる奴は案外少ないぞ
忍野だって平気で嘘つく奴なら有澤が信用なんかしないだろ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「ああ、だから浩二は信じたいのさ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「でも『俺』は、そんなのちっとも信じてねぇんだよ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : こわいから。

[メイン] 『ウォッチャー』 : ころされたから。

[メイン] ミスター・VTR : こわくないよ。

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「浩二はアンタらの事は気に入ってるし、おっさんの事はなんだかんだで好きだよ」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「でもな、組織の連中……それがいけねぇ、浩二はアンタ達の分まで『見栄』をおっかぶるつもりだ。でもな、そんなことしたらよぉ……」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「『俺達』は『組織』に『嘘吐かれる』か『消される』んだろ?」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 有澤浩二はノイマンだ。ウォッチャーも有澤浩二の一部である以上……高い演算能力と言う名の想像力を持っている。

[メイン] 『ウォッチャー』 : 浩二は口にするのも躊躇った『真実』にとっくに『ウォッチャー』は『演算』で辿り着いているのだ。

[メイン] 『ウォッチャー』 : 現場が何をいったところで、個人が何をいったところで。

[メイン] ミスター・VTR : 「有澤とはほぼ話してないので気に入られてるかはわからないが…」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 嘘がほつれれば容赦なく消すのがUGNという組織だという真実に。

[メイン] ミスター・VTR : 「でもよお頭
殺されたくないならお前はこうやってリスク背負って話さないだろ」

[メイン] ミスター・VTR : 「仮に戦ったとして勝てるとは思ってないよな?」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「逃げるくらいは出来ると思うぜ」

[メイン] ミスター・VTR : 「ノイマンなんだし本当はもっと賢いやり方は思いつくだろ」

[メイン] メアリ : そう。彼がノイマンならば。
その演算、行動には全てに意味があって。

[メイン] メアリ : だとしたら、きっと。
何かの解を、求めている筈なのに。

[メイン] ミスター・VTR : 「そうだなァ…じゃあウォッチャー的には組織のこと抜きにオレさま達のことはどうなのよ」

[メイン] ミスター・VTR : 「本音を出したら殺されると思ってても本音出してるわけだし受け入れて欲しかったんだろ
有澤にもオレさま達にも」

[メイン] ミスター・VTR : 「でもこうやって話して受け止めてるし信用してよ太一〜
ここまでしてやっぱ殺すってギャグだろ」

[メイン] ミスター・VTR : 「今すぐ組織を信用しろとは言わないけど有澤とオレさま達ぐらいは信用して欲しいよなァ…」

[メイン] ミスター・VTR : 「お前がまた怖くなっても本音を聞いてくれる人が少なくとも有澤とオレさま達で6人出来た!」

[メイン] ミスター・VTR : 「この世界が嘘塗れでなのはまあ事実だしオレさま達も嘘ついてたところあるけど今まで話したことに嘘はないってのはノイマンの君なら、もう分かる。」

[メイン] ミスター・VTR : 「この世界が嘘塗れだって気づいた君なら、もう分かる。」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「ああ、理屈ではわかるさ。だけどな」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「理屈を優先した先もわかってる」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 「浩二は理想に目がくらんだんだ、俺がだから目覚めさせてやるのさ」

[メイン] ミスター・VTR : 「もう理想じゃない
手を伸ばせばそこにある」

[メイン] ミスター・VTR : 「本当は手を払われるのが怖かっただけなんだよね」

[メイン] ミスター・VTR : 「そこまで分かってるなら後一歩だろ」

[メイン] ミスター・VTR : 「頑張れ♡頑張れ♡」

[メイン] ミスター・VTR : 「「生きたい」と言えェ!!!!」

[メイン] メアリ : 「──そう、貴方が手を伸ばさないのなら」

[メイン] メアリ : 右手を、彼に伸ばす。

[メイン] メアリ : 諦めない。そう、あたしは諦めない。

[メイン] メアリ : そして、彼の手を。

[メイン] 有澤 浩二 : 「……!」

[メイン] 『ウォッチャー』 : やめろ、やめろ、浩二!

[メイン] 『ウォッチャー』 : 信じるな、思い出せ! 疑え! 憤怒しろ!

[メイン] 『ウォッチャー』 : いつか嘘は綻ぶ。いつか嘘は暴かれる。出来が悪ければそれは確実に来る未来でしかない!

[メイン] 『ウォッチャー』 : 俺は殺されたんだぞ! いいか、浩二、それはな!

[メイン] 『ウォッチャー』 : 『有澤浩二の汚い本音は切り落とす』ってのと何にもかわらねぇんだ!!

[メイン] メアリ : 漆黒の衝動だろうと、昏き淵に揺れる真実だろうと。

[メイン] メアリ : 彼の感情、その衝動が。茨となり突き刺さろうとも。

[メイン] メアリ : ──その手に、掴んで。

[メイン] メアリ : 引き上げる。
掬い上げる。

[メイン] メアリ : ──衝動を、そのすべてを。
──感情の、そのすべてを。

[メイン] 紅美鈴 : ひと仕事終えて、そちらの方へ向かい。

[メイン] 紅美鈴 : 衝動を目にする。

[メイン] 紅美鈴 : 「……」

[メイン] 紅美鈴 : 「左手がお留守のようですね?」

[メイン] 有澤 浩二 : 「……っ!」

[メイン] 紅美鈴 : 「大丈夫です、日常は私たちが守っていきますから…」

[メイン] 『ウォッチャー』 : やめろ浩二! 組織を信じるな! 嘘を信じるな! この一回限りで二度と会わないNPCなんだから、適当に憐れんで、適当に優しくして、適当に処理して『仕方ありませんでした』で済ませる組織だぞ!

[メイン] 紅美鈴 : 嘘は、つけないから。

[メイン] 紅美鈴 : せめて、未分化された想いを。

[メイン] 『ウォッチャー』 : 俺を信じろ、本音を信じろ! 疑え! 怒れ! 憎悪しろ!!

[メイン] 『ウォッチャー』 : 誰も理解者なんていない、お前は一人だ! 独りぼっちだ! そのほうが『楽』だぞ!!

[メイン] 『ウォッチャー』 : 一人でも大丈夫なように……お前も『俺』を! 衝動を求めたんだろうがぁ!!

[メイン] メアリ : 「──貴方が、例え嫌だと言っても。この手は止めない!」

[メイン] 『ウォッチャー』 : 組織の連中は『俺』に向き合わなかった! 浩二、見栄えのいい『御しやすそうなお前』だけを残そうとした!

[メイン] 『ウォッチャー』 : 思い出せ!! 『俺』を『切り捨てた奴ら』だぞ!!!

[メイン] 『ウォッチャー』 : 『俺』だって……!!

[メイン] 『ウォッチャー』 : 『俺』だって……有澤浩二なのに!!!

[メイン] ミスター・VTR : 「いいや…お前は生きていいな…」

[メイン] ミスター・VTR : 「お前も有澤だろ」

[メイン] 紅美鈴 : 「ええ、どのような方向であっても」

[メイン] 紅美鈴 : 「それが人間です」

[メイン] ミスター・VTR : 「疑うのも憎悪するのも恐怖するのも全部有澤の一部だし
それは人間誰しもが持ってて当たり前だからな」

[メイン] メアリ : 「だから、あたし達は貴方を否定しない。貴方は、貴方なんだから」

[メイン] 紅美鈴 : 「二項対立で全てを見なくてもいいんです」

[メイン] 紅美鈴 : 「ウォッチャーさんと有澤さんでなくても」

[メイン] 紅美鈴 : 「真実と嘘でなくても」

[メイン] ミスター・VTR : 「お前がただのトロフィーでしかないならオレさまはこんな長々と説得してないぞ」

[メイン] 紅美鈴 : 「個人と組織でなくても」

[メイン] 紅美鈴 : 「貴方は貴方です」

[メイン] 有澤 浩二 : そうだよ、ウォッチャー、だからよ。

[メイン] 有澤 浩二 : いいじゃねぇか。

[メイン] 有澤 浩二 : お前からみりゃ、俺は、有澤浩二は安い男かもしれないけどよ。

[メイン] 有澤 浩二 : 別に安くていいじゃねぇか。

[メイン] 有澤 浩二 : 真実なんて、安い方が。

[メイン] 有澤 浩二 : ――簡単に、手に取れるもんだぜ?

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : バックトラック

[メイン] GM : Eロイス「孤独の叫び」

[メイン] GM : Dロイス「戦闘用人格」

[メイン] GM : 2個です

[メイン] GM :  

[雑談] system : [ ミスター・VTR ] ロイス : 2 → 6

[メイン] ミスター・VTR : ロイスはいらない

[メイン] ミスター・VTR : 侵蝕率117% ロイス6個

[メイン] ミスター・VTR : 117-6d10 通常振り/追加振り (117-6D10) > 117-28[5,3,9,8,1,2] > 89

[メイン] system : [ ミスター・VTR ] 侵蝕率 : 117 → 89

[メイン] デモーニッシュ : 侵蝕率120 ロイス6

[メイン] system : [ メアリ ] ロイス : 2 → 3

[メイン] デモーニッシュ : 私は関われてないからいらないですよ、なので通常で

[メイン] system : [ 紅美鈴 ] ロイス : 2 → 6

[メイン] デモーニッシュ : 120-6d10 (120-6D10) > 120-37[4,6,9,3,8,7] > 83

[メイン] system : [ デモーニッシュ ] 侵蝕率 : 120 → 83

[メイン] メアリ : 侵蝕率92% ロイス3個

[メイン] 紅美鈴 : 侵食率70 ロイス6個

[メイン] メアリ : 92-3d10 通常振り/追加振り (92-3D10) > 92-13[9,3,1] > 79

[メイン] system : [ メアリ ] 侵蝕率 : 92 → 79

[メイン] 紅美鈴 : 70-6d10 通常振り/追加振り (70-6D10) > 70-41[7,2,8,6,10,8] > 29

[メイン] デモーニッシュ : 全員帰還ですね!

[メイン] メアリ : 帰還、ですね

[メイン] 紅美鈴 : 良かったですね〜

[メイン] デモーニッシュ : ending『デモーニッシュ』

[メイン] デモーニッシュ :  

[メイン] デモーニッシュ : 血塗れの肢体を揺らしつつなんと一息入れる

[メイン] デモーニッシュ : 片手には『任務完了』の連絡の入ったスマホ

[メイン] デモーニッシュ : 「…コレで帰るとは思わなかったですが、なんとかなりましたね」
大きくため息つく

[メイン] デモーニッシュ : 『ルーラーワンド』恐らくはあのエージェントの名前がコレだろう

[メイン] デモーニッシュ : 興味と好奇心だけでここまで事を起こし、そして去った存在

[メイン] デモーニッシュ : 「成る程、ここまで蚊帳の外になっておいて良かった」
軽く自虐する様に独言ちる

[メイン] デモーニッシュ : 片や日常と乖離する程の対価すら飲み干し、片や模範的なまでにFHなのだ

[メイン] デモーニッシュ : だからこそ、彼らの結末に交わらなかった事を幸運に思う

[メイン] デモーニッシュ : 「少し休みましょう、どうせ誰か回収してくれます…」
考えを止めて、静かに寝息を立て始める

[メイン] デモーニッシュ : 自分の手で勝ち取れてしまったのだから、物語の終えた後ひっそりとそこに居ればいい…今日の所はそう言う事だったのだろう

[メイン] デモーニッシュ : そんな少し寂しい代償を考えながら、微睡に落ちて行ったのだった…

[メイン] デモーニッシュ :  

[メイン] メアリ : 〇Ending『希望』登場:メアリ・クラリッサ・クリスティ

[メイン] メアリ : ──暗い。
──ああ、ここはなんて暗いのだ。

[メイン] メアリ : 一通りの、後始末が終わって。
漆黒の帳は既に街を覆う。

[メイン] メアリ : 闇夜に灯るはぽつぽつと、
いくつかの都市街灯。

[メイン] メアリ : 響くはあたしの靴音。
微かに鳴く風の音。

[メイン] メアリ : 漆黒に音あれど、その地は暗く。
見えずまま、踏み出せどしかし、足にかたちは伝わって。

[メイン] メアリ : 都市街灯の白光があたしを照らす時だけ、
それは姿を現わして。そう、見えない。見えないけれど。

[メイン] メアリ : 漆黒に灯る光が繋ぐ先に、あたしの帰る日常がある。

[メイン] メアリ : いずれ、その闇が光を喰わんとしようとも。

[メイン] メアリ : 「──"待て、しかして希望せよ"」

[メイン] メアリ : ぽつりと、呟いて。
声は空へと消えゆく。

[メイン] メアリ :  

[メイン] 忍野メメ : エンディング『忍野メメ』

[メイン] 忍野メメ : ──事件から何日か過ぎ、忍野メメは一応の連絡を入れた上で廃墟を……友人達のいる街を後にした

[メイン] 忍野メメ : そして今は……何故か山を登っている。
道楽かもしれぬし、何かしらの探求なのかもしれない。しかしこの一幕には関係のない事柄だ

[メイン] 忍野メメ : 切り立った崖を登りつつも、その姿は今までと全く変わっていない。
──これから起こる一つの変化を除いては

[メイン] 忍野メメ : 『〜♪〜♫』
途端忍野メメにも、この山にも似つかわしくない音楽が流れ、忍野もそれに気付き、登り切った辺りで懐に手を伸ばす

[メイン] 忍野メメ : そのまま携帯を取り出──すのではなく
ゴム手袋をした後、証拠品のように包装された携帯を掴み、やっと電話に出る

[メイン] 忍野メメ : 「やあ、早速電話をかけてきてくれて嬉しいよ」
相手は……言わずもがな“友人”だ

[メイン] 忍野メメ : 「今?ヒマラヤって所にいるよ。君は……まああの街にいるか」

[メイン] 忍野メメ : 「で、どうしたんだい?何か手伝って欲しいことでも」……その言葉への返答を聞き微笑むと

[メイン] 忍野メメ : 「ああ、その通りだね。友人と駄弁るのに理由はいらないか」

[メイン] 忍野メメ : 「そうだな……オモイデ様のお話は前したし……ああ、君の将来について少し意見があるんだ」

[メイン] 忍野メメ : 「まあそんな大した事じゃないんだけどさ。僕はこの通りるるうの謎の奇術師だし」

[メイン] 忍野メメ : 「君もいい加減もっと親しい相手を増やしていい時期だと思うよ。アロハのおっさんが一番の大親友って現状は少し危ない気もするし」

[メイン] 忍野メメ : 「……はいはい、相変わらず有澤くんはツンデレだね。僕としてはいい加減彼女の一つでも自慢してくれると嬉しいんだけどさ」

[メイン] 忍野メメ : 友人からはなんと返ってきたのだろうか、それを聞き取れた者は忍野メメ以外にはいないだろうが……

[メイン] 忍野メメ : 「元気がいいなぁ、有澤くんは。何か良いことでもあったのかい?」

[メイン] 忍野メメ : そんな口癖を最後に、この一幕の語りを終えるとしよう。

[メイン] 紅美鈴 : ending:めーりん

[メイン] 紅美鈴 : 澄んだ青空はいいなあ。

[メイン] 紅美鈴 : いつまでも眺めていたくなる。

[メイン] 紅美鈴 : だけど、だんだん見ていると眠くなってきて…

[メイン] 紅美鈴 : 夢の世界に落ちる。

[メイン] 紅美鈴 : 夢の中で私は…

[メイン] 紅美鈴 : 優しい嘘だったり、とても辛い嘘だったり、忘れたい過去だったり、ずっと考えていたい良い事に囲まれる。

[メイン] 紅美鈴 : それは時によって悪夢だとか正夢だとかに姿を変えるけど…

[メイン] 紅美鈴 : 決まって夢から覚めたあとは、よく寝た〜といい気分になる。

[メイン] 紅美鈴 : どんな夢を見るかは分からない…けど…

[メイン] 紅美鈴 : あれ?これって現実と同じ?

[メイン] 紅美鈴 : 現実の世界と夢の世界、どっちが真実だろう。

[メイン] 紅美鈴 : まあいいか。

[メイン] 紅美鈴 : 今日は言われてた庭の掃除をやってからまたお昼寝しようっと!

[メイン] 紅美鈴 : お昼寝…?なんか太陽が沈んできているような気もするけど…?

[メイン] 紅美鈴 : まあいいか。

[メイン] 紅美鈴 : そうして私は、自分の世界に戻っていった。

[メイン] 紅美鈴 :